ダブルインカム トリプルキッズ blog

夫婦共働きの子育てを実践しながら、パパ育児の苦労と楽しさをご紹介します。

503.平日の様子(現在) ~夫婦の家事分担~

コロナ前、長男が小学校1年生、長女が保育園の3歳児クラス、妻が次男を出産直前だった時はこんな感じだったようです。

 

懐かしの最初の頃の記事。

doubleincome-triplekids.hatenablog.com

 

 

 

 あれから4年が経った現在でも、共働きの夫婦間で、毎日の家事育児をどのように分担するか。という、大きな課題が横たわっています。

 

 世界的に見ても日本人男性は、日々の家事、育児参加が少ないという傾向があります。

 (出展:内閣府

 

コラム1 生活時間の国際比較 | 内閣府男女共同参画局

 

 女性は男性に比べて、5.5倍の家庭内無償労働時間を請け負っているという結果になっています。

 

 この状況で、共働き、さらに育児を実現するというのは不可能に近いです。女性にずば抜けた能力を期待するか、子供を設けないか、という選択しかなくなります。

 

 そもそもこの状況で積極的に結婚したいと思うのは男性の方で、結婚したくないと思うのは女性の方でしょう。

 

 男性の家庭内での能力が低すぎて使い物になっていない・・・。男性が女性にフリーライドする構造が結婚の枠組みになっている。

 

 こんな人間、会社だったら仮使用期間でOUT。

 

 

 

 男性のみなさん。成長しましょう。

 

 

 

 

 最近の我が家の平日の分担は、以下のような感じです。

 

【自分】

 ・朝ごはん作り(毎日)、お弁当作り(小学校学期末休暇期間)

 ・保育園送り (ほぼ毎日)

 ・保育園迎え (週2日~3日)

 ・夕ごはん作り(週2日~3日)

 

【妻】

 ・保育園迎え (週3日~2日)

 ・夕ごはん作り(週3日~2日)

 ・生協等の発注、子供の服等の在庫管理、他

 

【手が空いている方がやる】

・ゴミ捨て

・小学生、保育園児の朝の準備

・洗濯(在宅勤務が多い妻が昼の時間に畳んでくれることが多くなっています)

・食器洗い

・長男、長女の小学校の宿題対応

・次男、次女の保育園の連絡帳記入

 

 

また、土日はというと・・・

 

・夫婦ですべてこなす(朝食は自分、昼食・夕食は手が空いている方、子供は分担して対応、といった感じです)

・お互いの自分の時間(スポーツ、自己研鑽、土日の飲み会等)は、月に1~2回、半日程度あるくらい

・土日の家事育児時間は?と聞かれると、平均してお互いに22時間くらい?というところでしょうか・・・

 

 

 

ちなみにコロナ後の私の平日の過ごし方はだいたいこんな感じです。

 

保育園の迎え担当の日

 5:00 起床(4時~5時半の間で睡眠時間を調整しています)

      仕事、読書、他

 6:45 朝ごはん作り

 7:20 小学生を起こし、朝食を食べさせる

 7:40 保育園児を起こし、朝食を食べさせる

 8:30 保育園へ

 9:00 在宅勤務開始

18:00 在宅勤務狩猟

18:10 保育園迎え

18:30 帰宅、夕食作り

19:00 夕食

20:00 宿題チェック、子供との時間

20:30 風呂

21:00 歯磨き

21:30 絵本読み聞かせ等

22:00 子供と一緒に就寝

 

保育園の迎え担当ではない日

19:00 退社(保育園の迎え担当ではない日に出社、外出を寄せており、19時前後まで残業しています)

20:00 帰宅、夕食

以下、同じです。

 

 ここ数年の残業時間は平均して月20時間くらいになっています(子供が生まれる前と比べると激減)。

 

 また、コロナ期間中の3年間(2020年~2022年)は飲み会は飲み会0。

 

 大きなプロジェクトのリーダーになってしまった今年7月以降は、地権者や業界とのお付き合いにも出席しなければならない立場となりましたが、月2回以下で調整しています。

 

 子供が出来る前の2010年頃は、週3日、週4日の飲み会がありました・・・。

 

 もうあんな生活は出来ません。飲み会疲れる・・・。

 

 

 

 新型コロナは日本社会の働き方を20年近く前に押し進めたように思います。

 

 しかし、飲み会などの自粛による出会いの場の激減。社会の閉塞モードの中で結婚件数が減り、日本の少子社会も10年近く先の状況にワープしてしまいました。

 

 今や生まれてくる子供の数は74万人前後。現在8歳の長女の世代でさえ100万人いたのに、どれだけこの数年で激減したか、言葉を失います。

 

 

 

 40歳前後の我々世代は約140万人居ますが、40年後に介護を必要としたときに支えてくれる世代(例えば40歳前後)は75万人しかいません。

 

 これで回るのかどうか。

 

 

 

 団塊世代が85歳を超えて介護ニーズが激増する10年後に、未来永劫続く日本の状況が見えてくるはずです。

 

 10年後に一世代250万人の団塊世代の介護を担う40歳前後は一世代120万人しかいない。

 

 これから先、延々と続くであろう、介護を必要とする世代を、半数の労働世代で見る構図が出来上がるのは今から10年後です。

 

 

 

 その時に、「お金を払えば介護サービスが受けられる」という時代が続いているのか、「大金を払える人だけが介護サービスを受けられる」という時代になるのか。

 

 はたまた戦前までのように「外部サービスは無く、家族しか介護をする者がいない」という家族内扶助の社会に戻るのか・・・。

 

 ロボット×AIが介護サポートをしてくれるとは思いますが、社会として平成の介護スタイルは続かないことを覚悟しておく必要があります。

 

 子供がいない、若者がいない社会は、持続するのが難しい・・・。

 

 

 

 子供を楽しく育てられる社会を創っていきましょう!

 

 

 

ここまでお読みいただき有難うございました。

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