ダブルインカム トリプルキッズ blog

夫婦共働きの子育てを実践しながら、パパ育児の苦労と楽しさをご紹介します。

282.保育園の新生児期間の制度について

保育園は、第2子以降が生まれた際に、親が2人で育児休職を取得すると、すでに預けている上の子供が登園停止となります。

 

さて例えば、第1子が3歳で、第2子が生まれたことを想像してみましょう。

 

第2子は新生児ですので、基本的には母親と第2子は家にいることになります。

 

しかし、母親が休んでいるので第1子は原則として9時登園、16時30分退園となります。

東京都区部限定?)

 

なにかおかしいと思いませんか?

 

父親が対応しようとすれば、休暇を取得することになりそうですが、休暇を取得すれば第1子は預けられません。

 

もし父親が休暇を取得したとしても、父親は3歳児の対応で手いっぱい。

 

妻と新生児のサポートに入る余裕はなくなります。

 

かといって母親は、新生児を連れての3歳児の送迎作業は不可能だと思います。

 

私の場合はこの制度に本当に悩まされ、自分達の親にこの期間を頼ることになりましたが、親が高齢な場合などバックアップのない家庭において、この制度は致命的だと思います。

 

第2子が生まれた際に、区長に意見書を出しましたが、担当課から丁寧な行政文書での「原則どおり今後も運用します。」という返答があっただけ。

 

しかし、この制度は極めて破綻している。

 

第2子以降を産んでもらうことは行政として応援していませんよ。というメッセージにほかならない。

 

国として少子化に悩んでいるにも関わらず。です。

 

私の提案としては、少なくとも産前産後の法定で決められた有給休暇期間(産前6週、産後8週)は、父親が送迎を行えるように、保育園の預かり時間を短縮しない。

 

また産後8週は、父親が新生児育児のバックアップのために休暇を取った場合、子供は9時〜16時30分の預かりを実施する。

 

産後8週の期間、母親は新生児対応のため、第1子育児としては戦力外としてカウントし、預かり時間を設定する。と言うものです。

 

新生児が生まれた際に、祖父母が応援に来ても当然のように第1子の預かりを実施してくれるのに、父親が休むと実施してくれない。

 

この理不尽はぜひ解消してもらいたい。

 

以上