ダブルインカム トリプルキッズ blog

夫婦共働きの子育てを実践しながら、パパ育児の苦労と楽しさをご紹介します。

19.長男の保活 ~新居探しのポイント~

 今週、驚きがありました。

 

 このブログを6月にはじめてから、共働きの育児についてコラムを書いてきましたが、4ヶ月で見に来てくれた人は1人。貴重なお客様でした。

 

 しかし、今週の来場者がなんと10名。【今週のお題】に書いてみたら、すごくたくさんの方に、共働き育児のコラムを見ていただけました。ありがとうございます!

 

 

 

 さて、今週のテーマは第一子の保活の時の経験についてです。

 

 共働きで、第一子をもうける際の最大の課題の一つ、「保育園に入れるか」です。

 

 近年では、東京都内でもだいぶ保育園事情が改善されてきておりますが、7年前は今以上に厳しい状況でした。

 

 まず、我々夫婦は2人暮らしの1LDKから3人暮らしの2LDKに転居することを決意し、転居先を探しました。

 

 ネットで調べると、待機児童が多い区、何点(保育園に子供を預けられる家庭の優先順位を決めるため、点数制になっています)がボーダーラインになっているか、などの最新情報があります。

 

 最も認可保育園に入りやすい区は、今も昔も千代田区だと思うのですが、千代田区に家を借りることのできる高所得者はほんのわずかだと思います。

 

 そこから、ランキングになっていますんで、自分の持ち点を計算し(どのような家族構成か、勤務形態か、などによってすぐに計算できます)、子供を認可保育園に入れられそうな区をピックアップします。

 

 

 

 ここからが新居探しの重要ポイントです。

 

 区の中でも保育園の人気が集まるエリアと、そうでもないエリアがあります。

 

 具体的には、その区の中で勤務地方向に近いエリアは、みなさん「家から勤務地に行く方向で子供を預け、帰りがけにピックアップする方が良い」と考えるので、周辺に住む住民の他、区内の通勤経路に入っている方も応募する可能性が高く、倍率が上がる傾向にあります。

 

 逆に、勤務地と逆方向の区界にあるエリアは、「自分の家から勤務地と反対方向に向かって子供を預け、そこから勤務地に向かうのは、朝の忙しい時間を考えるとどうか」と、みなさん考えるので、周辺に住む住民のみが応募する傾向にあります。

 

 つまり、ランキングの中で平均的には自分の持ち点で入れる区を探し、その区の中で通勤方向とは最も反対方向になる隣接区との区界エリアに新居を探すと、その区の中では倍率が低いエリアとなり、認可保育園に入れる可能性が高くなります(あくまでも私個人の分析です)。

 

 家賃との相談にもなりますが、保活の際はそういったことも考慮して新居を探すと良いかと思います。

 

 なお、2人目以降は「兄弟が同じ保育園に通っている」というポイント増があったりしますので、1人目が認可保育園に入れた場合は、同じ保育園に2人目以降も入れられる可能性が高くなります。

 

 朝、違う保育園に子供をそれぞれ預けに行くのは本当に大変な作業になりますので、この辺は行政も考慮してくれているのだと思います。

 

以上