先日、会社の研修で同年代と話したときに、同じ小学校5年生を育てている親同士の会話となりました。
みんな地方出身で、みんな公立の中学校卒。
そんな中で、一番すごかったのは子供を私立小学校に入れていて、その小学校の近くに引っ越しまでしている。
さらにエスカレーターで上がる中学校は別の場所にあるので、さらなる引っ越しを検討されているとのこと。
全ては子供中心の住まい選びで、ここまでされるのはすごいなぁ…。と、感心しました。
もう1人は、中学校受験をめざして小学校4年生から塾に通わせているとのこと。
上の子のときに、小学校5年生から塾に入れて受験勉強をさせ、かなり窮屈なスケジュールになったので、下の子は4年生から受験勉強を開始させたらしい。
曰く、上の子のときに、塾の面接で彼の経歴(公立中学校卒でもそれなりの人生を歩めている)をベースに話していたら、「お父さんのようなパターンは5%です。公立中学校からは20人に1人くらいしかお父さんのような経歴を歩めません。お父さんはたまたまです。しっかり中学校受験をさせて、お子様にはもっと確率の高いルートを歩ませてあげましょう。」と言われて納得したそうです。
さて、少し古い2021年のデータですが、東証一部上場企業の従業員数は約250万人。
それに対して生産年齢人口は約7400万人。
あれ?
そもそも4%未満だな…。
公立中学校に行く子供達で「お父さんのような経歴」を歩めるのは5%だとすると、世の中の平均(4%未満)よりは確率が高いということになる…。
まあ、こうやって考えると公立中学校だろうが、私立中学校だろうが、最後は本人のやる気次第。と、言うことではないでしょうか…。
これだけ多様性が叫ばれている今、色々な仲間の中で揉まれる経験も必要なのでは?とも思います。
なお、もう1人のご家庭は、現在中学校2年生が公立中学校に行っていて、小4、小5の兄弟は伸び伸びやっているとのこと。
こちらは我が家とほぼ同じ教育方針。
以上の通り、会社の研修メンバーでの統計としては、
親主導で小学校受験をさせる家庭が25%
親主導で中学校受験をさせる家庭が25%
子供の自由にさせる家庭が50%でした~。
まあ子供は親が思う以上にやるときにはやるさ。
子供の能力に対して、親は過小評価しないことが大事だと個人的には考えています。