ダブルインカム トリプルキッズ blog

夫婦共働きの子育てを実践しながら、パパ育児の苦労と楽しさをご紹介します。

Y76.4度目の育児休職(76日目)  〜今年初の蚊、スマート・イナフ・シティ〜

今日は次女の慣らし保育もお昼寝付きです。

 

日中は柏の葉キャンパスまで仕事で打ち合わせに行ってきました。

 

池の周りの八重桜がとても綺麗でした。

 

目の前にちらつくものがあり、つかみに行ってみるとなんと

 

4月上旬なのに蚊がいた!

 

昨年は12月近くまで蚊が飛んでいましたが、春は4月上旬から飛び出すのか・・・。

 

嫌だなぁ。


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電車の中でようやく「スマート・イナフ・シティ」を読み終えました。

 

とても、とても良い本でした。

 

テクノロジー中心の考え方をしている技術者(代表例はイーロン・マスク)を「テックゴーグルをかけている人」という風に本書では表現しています。

 

このイケイケのテクノロジー中心主義者に対して「テックゴーグルを通して見えているようには、現実の街は出来ていないんだよ。」と、都市計画を担う技術者出身の立場から諭してくれています。

 

本当の街の課題はなにか。これを住民と時間をかけて解決していくことが大切で、その解決方法の1つにテクノロジーがある。

 

「このテクノロジーを入れれば全てが解決します!」

 

というテック系企業の営業提案はもう飽き飽きだ。と著者は言います。

 

本の内容はアメリカの事例ですが、アメリカであっても個人情報保護の観点を真面目に悩んで、解決方法を模索しているんだな。と、すこし安心感もありました。

 

スマートシティに近道はなく、時間短縮方法もなく、求められているのは住民との本当の街の課題探求です。

 

1年で仮説がまとまるのか、10年かけても何も見えてこないのか、それは分かりません。

 

それでも住民と真剣に向き合って、街の一員となるまで長い時間をかけて入り込んで、スマートシティづくりに情熱を燃やせる企業があるか。資本主義社会でやるとすれば、企業がどこかモデル都市を定めて、そこでトライアンドエラーを繰り返しながら、汎用性の高い施策を全国に売り込む。これしかないのかもしれないなぁ・・・。

 

 

 

打ち合わせから戻り、保育園に迎えに行くと、本日の次女はおもちゃを加えて一人遊びしていました。

 

「あぁ、いよいよこの空間にも慣れてきたんだな。」と安心しました。

 

来週からは完全復帰です。11週間の育児休職が終わりを迎えようとしている。

 

次女との大切な時間も、十分に楽しめました。

 

 

以上