育児休職に入り11週間が経ちました。
今回はこのブログをもって4度目の育児休職のレポート終えたいと思います。
今日の次女は夕方までしっかり保育園で活動することができたようです。
迎えに行ったときには、床でおもちゃを咥え遊んでいました。
ここまでリラックスして遊べるようになれば、来週からフルタイムで預けても大丈夫でしょう。
二本目の下の歯も生えてきました。
他のメンバーの様子
長男は、この春から小学校5年生。
学校の先生からは最初のホームルームで「君たちは今年の夏くらいから反抗期に入る」と宣言されたそうです。
我が家のしっかり者の長男が反抗期に入ったら、どんな感じになるでしょう・・・。
しっかり本人と向き合っていきたい。
長女は小学校2年生。
とっても楽しく小学校と育成室に通っているので、応援していこう。
次男は年少クラス。
保育園の中では『お兄さんお姉さんのクラス』の仲間入り。
段々と自負も芽生えてきたようなので、着替えもトイレも保育園の支度も自分で出来るように応援。3歳なりたての頃のように親がすぐに手を出してしまわないように。
男性育児休職に対する社会の変容
10年前、長男の育児休職を取得した際、会社の中では第1号でしたし、社会的には大変珍しい存在でした。
育児休職取得に関する心理的ハードルは大変高いものがありました。
また、男性トイレにはおむつ交換台は無い。ナーサリールームは女性トイレの内側にある。調乳室というスペースは無く、授乳室は女性しか入れない・・・。
みたいな山ほどの育児に関するハンデキャップ、社会のバリアーが存在しました。
男性が乳児をワンオペで育てることをまったく想定していない社会インフラ、都市インフラだったのです。
7年前の長女の育児休職を取得した際、会社では第2号。つまり、長男のときに育児休職を取得してから長女までの3年間の間に男性社員は誰も育児休職を取得していませんでした。
しかし、長女の時には社会のインフラ作りがだいぶ進んで、駅など公共施設の男性トイレにはおむつ交換台が設置されているとこも増えました。
3年まえの次男の育児休職取得の際、会社では第8号?第9号?くらいになっていました。長女から次男までの4年間に何人かの男性社員が育児休職を取得して、乳幼児育児を経験してくれていました。
社会的には、男性の育児休職取得を積極的に推進するマインドが浸透し、インフラの整備もかなり進んでいたので、長男の時に感じたバリアーはかなり低くなりました。
そして今回。会社で男性育児休職○○号と数えることはもはや不可能・・・。
何人もの後輩たちが育児休職を取得して乳幼児育児に主体性を持って取り組んでくれています。
この10年で、まずは社会のインフラ作りが進み、「男性が乳幼児育児をするにはかなり高い社会的バリアーがある」という状況を打破し、その次に「お父さんが乳幼児育児に参加することが望まれている」という社会の空気作りが進みました。
ハードを更新し、マイノリティが感じる社会インフラのバリアーを取り除き、社会受容を後追いで作っていくということも大切なんだな。ということを感じた10年でもあります。
これからの子育て世代がより楽しく子育てを行えるように。まちづくりに活かしていきたい。
ここまで77日間のレポートをご覧いただきありがとうございました。
ちなみに前回の最終日のレポート。今でも思い出すと苦痛に思う場面があった。
今回の次女との時間は、この時とは全く別物。子供4人を見ながら大変だったけれども本当に楽しい、貴重な時間でした。
doubleincome-triplekids.hatenablog.com
これからも本育児プログをよろしくお願いします。
以上