ダブルインカム トリプルキッズ blog

夫婦共働きの子育てを実践しながら、パパ育児の苦労と楽しさをご紹介します。

042.子供が1人増えて、家庭の支払い費用は増えたか?

このブログでも書いたことがありますが、我が家は「特別目的会社制」を取っております。

 

妻も、私も、原則として『家族の財布(特別目的会社)』に同じ金額だけ毎月出資しあう。

 

家族の財布からは、住居費、引越し費、通信費、光熱水費、食費、旅費、医療費、子供たちの衣料費、その他家族で支払うものがすべて支払われます。もちろん、家族としての貯金もこの財布の残金から行われます。

 

オフィスでの昼食代、個人的な飲み会、スーツ等の購入、書籍の購入、その他家族に関係ない個人としての支払いは、特別目的会社への出資後に自分の財布に残ったお金でやりくりします。

 

相手の財布に対しては干渉せず、もっぱら家族の財布(特別目的会社)のみ、夫婦でどのように使っていくか相談します。

 

 

 

さて、昨年の今頃は大人2人、小学校1年生、保育園児(年少)の4人家族でした。

 

今年は大人2人、小学校2年生、保育園児(年中、0歳)の5人家族です。

 

 

 

家族の財布の支出がどのように増減したかを12月、1月、2月の3ヶ月と、3月、4月、5月の3ヶ月で比較してみます。

 

本来であれば、1人増えた今年の方が支出は多くなるはずなのですが、考慮すべき事項として、3月から何度かお話している家計調査がスタートしました。

 

また、ご存じのとおり2月頃から新型コロナウイルスの関係で外出を控え気味になり、3月からは小学校が閉鎖になった関係でほとんどどこにも行かなくなりました。

 

 

 

まず、総支出の対前年比較からです。

 

四半期(12、1、2月)  + 5.2%

四半期( 3、4、5月)  ▲36.7%

 

12月四半期は、家族が1人増えた影響もあり、対前年で微増ですが、3月四半期は激減です。これは、3月の宿泊スキーの自粛や、5月GWの九州帰省の自粛によるもの影響しています。

 

 

 

詳細に食費から見てみます。

 

四半期(12、1、2月)  + 3.3%

四半期( 3、4、5月)  +65.0%

 

昨年は夫婦ともに勤務をしておりましたが、今年は育児休職中ですので、いつもは個人の財布から出している昼食費が1名分は家族の財布から出るようになっています。

 

また、2月下旬から妻が在宅勤務となり、大人2人分の昼食代が毎日家族の財布からの支出になりました。さらに3月からは小学校が休校となり、学校給食がなくなる。4月からは保育園が緊急閉鎖となり、保育園給食もなくなる。と、いつもは少額の休職代で済んでいた昼食が、すべて家族の財布からの支出となりました。その結果としての3月四半期+65%増です。

 

次に外食代です。外食代には、デリバリーやお弁当など、出来合いの商品を飲食店で購入し、家で食べた代金を含んでいます。

 

四半期(12、1、2月)  +51.4%

四半期( 3、4、5月)  ▲69.1%

 

やっぱり、3月以降は外出の自粛による外食費の減が目立ちますね。

加えて、私も妻も個人の財布で送別会や歓迎会、花見などに出ていませんので、それらを合わせると、相当な外食需要の減になっていると思います。

 

次に旅費です。

 

四半期(12、1、2月)  + 89.0%

四半期( 3、4、5月)  ▲100.0%

 

12月四半期に多くなっているのは、昨年まで行っていなかった冬スキーに家族で出かけたためです。

3月四半期は、すべての予定をキャンセルしたので、▲100%となっています。

 

新型コロナウイルスの影響は、観光業、飲食業、カルチャースクール等に大きく影響を及ぼしているようですね。

 

 

 

最後に、自分の財布側についてどうなっているか検証してみます。

 

個人的な支払いはほとんどカード決済ですので、カードの支払い額を見れば自分の消費動向が見えます。なお、例えば12月には1月引き落としの金額を採用しています。

 

四半期(12、1、2月)  ▲25.0%

四半期( 3、4、5月)  ▲52.0%

 

生まれて数か月、夜泣きの激しい乳児(次男)が家にいるので、昨年度の忘年会や新年会への参加は僅か、さらに2月からは育児休職で職場を離れていたこともあり、12月四半期は▲25%でした。

 

3月四半期はさらに減少幅が大きく▲52%。個人としての支出も対前年で激減しています。

 

3月以降、子供と一緒に家に押し込められて、本当に何もできなかったですからね・・・。

 

お盆の時期に第2波が到来し、『ステイホームお盆』とならないことを切に願う。

 

以上