本日総務省から発表された家計調査4月消費支出は、対前年で▲11.1%でした。
我が家が3月から必死になって協力しているこの家計調査。
何度となく投げ出したくなるくらい、調査に協力することはとても大変です。
ただ、3月下旬くらいから「この調査結果は100年近くたっても統計データとして研究される可能性があるな・・・」と思いはじめ、かなり真面目に漏れなく記載しています。
3月は食品のグラム数を計量する必要があったため、さじを投げたくなる辛さでしたが、4月に入ると物品名と金額でよくなるので、少しマシになりました。
それでもドラックストアに行けば20品目くらいのレシートになるし、商店街の八百屋で購入すると、すべて『野菜 ○○円』というレシートになっており、何の野菜を買ったか、どの野菜がいくらだったかなど、大変気を使います。
魚屋に行っても同じで、領収書は合計金額ですので、タイの刺身が確か450円で、ネギトロが350円で、メバルが2匹で1300円で・・・。みたいな内訳をすべて暗記しておかなければなりません。
毎日毎日これを書くのは大変。
書くのが億劫すぎて、オフィスに行っても飲み物は買わない、スナックも買わない、ソフトキャンディーも買わない。
ちょいちょい買っていて、お昼ご飯の他に500円くらい使っていた毎日の浪費が、この数日は出勤しても0円です。
ペットボトルを買う替わりに、家からペットボトルに入れて持っていきますし、お菓子は家計調査簿にかき込む手間を思うと買わなくなる。
良い節約、良いダイエットにはなっているのですが、我が家の本当の家計実態を調査できていない。
明らかに通常時よりも消費が減っている。調査が面倒くさすぎるがゆえに、買うのを控える。
近々、3月から5月くらいの期間で我が家の、妻と私がそれぞれ出資しあっている家計収支が対前年でどれくらい変化しているかをレポートしてみたいと思っています。
大部分がコロナウイルスの影響によるものですが、少なからずこの家計簿調査の影響による消費減も入っております。
さて、調査協力についてのボヤキはほどほどにして、家計消費の▲11.1%減についてですが、GDPの約6割を占める個人消費が11%落ち込むということは、単純計算すればGDPが▲6.6%減になるということです。
とてつもなく衝撃的な数字です。
5月はGWの消費活動が抑えられているため更なる減少が予想されます。
本当に、この先景気はどうなってしまうのだろうか・・・。
本日、ユリがきれいに咲きました。