私自身のカード決済額を見ても、日本全国の5人家族の代表値になるわけがありませんが、一つの事例として参考にして頂ければと思います。
私は、第一子が生まれる前後まで、自分自身の消費内容についても家計簿管理していました。
しかし、子供が生まれると時間がない。妻と共同管理している家族の財布の家計簿管理だけで精一杯。
そのため、自分自身の消費については極力カード決済とするように努力し、カード支払い金額増減を記録していくようにしました。
さて、ずっと増加傾向だったカード決済金額に異変が生じたのは2019年度の次男が誕生して以降です。
長男が年長クラス(6歳)、長女が2歳児クラス(3歳)だった2018年度の決済金額を基準(100)としました。
まず、長男が小学校に入学した2019年度1Qは2018年度よりも消費量が伸びています。
入学関係の費用であったり、会社の出張の増加であったり、というところが寄与していたと思います。
次男が誕生すると、カード決済金額は減少しています。
新生児期間中ですので、飲み会をかなり自粛しています。また、土日も新生児がいるので遠出が出来なくなります。夏休みの帰省を中止(新生児を連れまわせない)している影響も現れています。
2020年1月下旬(2019年度4Q)からは育児休職に入りました。ドラックストアーやスーパーなどでの食料品購入が増えています。
さて、2020年度に入り新型コロナウイルスの影響が出てくると状況は激変。
2020年度2Qについては、2018年度の消費金額の29%しか消費していません。
年間通じても四半期単位ですべて2018年度の半分未満。
次男が0歳児~1歳児の間で、長男、長女も抱え、コロナ下で移動するのは極めて困難でした。
家の周りの公園や区民プールで遊ぶほかなく、自然と消費金額が落ちました。
もちろん、会社での飲み会や出張もなくなりました。
生活様式が変わると、こんなにも消費しなくなるものかと驚きます。
ただ、毎週末公園でもそんなに生活満足度は落ちないんですけれども・・・。
さて2021年度はというと、2018年度比較で7割程度の消費まで回復。
2020年度と異なり、子供たちの習い事がほぼ再開されているので、そちらの決裁金額は増加しました。
しかし、飲み会は行かない、出張は最低限、旅行は自粛、こんな環境下ですので、子供が1人増えているにもかかわらずこの決済金額で収まっています。
まとめ
・子供が新生児の期間は、消費金額が減る傾向(新生児対応のため、飲み会や出張等を自粛)
・子供が1人増えるコスト増よりも、生活様式を見直すことによるコスト減の方が大きい
・WEB会議が一般的になったため出張が減り、出張先での過大な消費が減少している
(ご当地ならではの美味しいご褒美ランチ、家族へのお土産、等々)
地方都市の出張需要蒸発の影響はかなり大きいかもしれません。
仕事で地方都市のプロジェクトを多く抱える身としては、なんとか出張需要に変わる新たな需要を創出していかねば、と思う次第です。
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以上