子どもたちがこの2週間、熱を出さずに健康でいてくれたことが何より。
小6の長男は感心するほど自分から勉強しているので、なんとか合格させてあげたいけれども、まだまだ足りない。
もう少しサポートしてあげたいけれども、テキストの丸付けと少々のアドバイスで限界。
保育園迎え当番の日、ワンオペで回している中やってあげられることといえば、1階で次男、次女の面倒を見ておくので、2階で自分で頑張れ!
というくらい。
まあ、中学校受験はうまくいかなくても高校受験があるし。
本人もあまりとやかく言われたくない年頃だろうから、今くらいの関与の方がお互いの精神状態的にも良いと思っています。
(塾のプリントでは『親が伴走』と書かれていますが・・・)
公立中学校に行って、多様性の中でいろいろな価値観を学ぶのも大事。
あと4か月、長男の気持ちだけは大事にやっていきたいと思います。
さて問題は全く余裕が出てこない原因。自分の仕事。
とんでもないインフレを起こしている建設業界。
たった2年半で、建設コストが1.5倍という物価指数なのですが、肌感覚的には1.5倍では収まっておらず、2倍近い状況です。
たった2年半で、建物を建てる投資金額が2倍です。
出展:日建設計 コストマネジメントレポート
コストマネジメントレポート | コストマネジメント | Expertise | NIKKEN SEKKEI LTD
生まれてこの方、インフレというものになじみのなかった我々ミレニアム世代。
こんなインフレのグラフは日本では初めて見ました。
いまやデベロッパーは風前の灯火。
こんな高い建設コストでは、新たな投資をするよりも、既存の建物を修繕維持管理する方がずっと経済合理性が出ます。
人口も減るし、今ある建物を大事にして、丁寧に長く使っていくという時代に突入したのかもしれません。個人的にはそっちの方が好きだし。
ただ、社会インフラの更新は極めてスローになる。
こういった業界の大転換点にある中で、自分の抱えているプロジェクトの行き先をどうできるのか。
どんなプロジェクトのプロジェクトリーダーも頭を抱えていることでしょう。
どうしたものか・・・・。