3週間前から変化はありません。
この3週間はモデルの再現性が極めて高かったです。
現在のところ、ファクターXの効果は継続されていますが、各自の行動拡大によりファクターXの効果をもってしても感染が拡大してしまう状況です。
人が出歩きすぎていることが最大の問題です。
第4波は、何の対策もせず、来るべくして来たという印象です。
ご覧のとおり、クリスマス前よりもさらに行動様式は拡大しており、東京圏では新型コロナウイルス以前とほぼ変わらない街の賑わいとなっています。
2月末で緊急事態宣言を解除した大阪は5週目に入って、爆発的な市中感染になっていますが、東京圏は今のままだと緊急事態宣言が明けて4週目には今の大阪と同じ状況になっていることでしょう。
大阪よりも東京圏の方が人の移動が激しくなっていますので、感染スピードも速くなっているはずです。
現在の行動様式が続いた場合の今後のPCR陽性者の予測は下記のとおりです。
この3週間は、モデルの再現性はほぼ完ぺきでした。
続いて今後の死者数の予測になります。
PCR検査陽性者に占める死者の割合は2.2%程度という結果が出ましたので、前回までの2.0%からパラメーターを修正しました。
doubleincome-triplekids.hatenablog.com
先週をボトムに、今週以降は死者数が残念ながら再度増加傾向になる見込みです。
さて、続きまして退院については引き続き、PCR検査で陽性と分かってから約13日で退院できている状況です。
第1波の25日からはかなり早期化していますが、第2波、第3波は同じ13日でしたので、これ以上早期に回復させるのは難しい病気なのかもしれません。
ここから先は、政治のリーダーたちがどれだけ危機感を国民に伝わる言葉で投げ掛けられるか。
経済会のリーダーたちが率先垂範してリモートワークに取り組むかにかかっています。
しかし、残念ながらどちらのリーダも、本件に関しては苦手な分野のようで・・・。
以上