ダブルインカム トリプルキッズ blog

夫婦共働きの子育てを実践しながら、パパ育児の苦労と楽しさをご紹介します。

Z131.【最終日】3度目の育児休職(86日+延長45日目) 3度目の育児休職最終日

本日、慣らし保育が終了しました。

明日からは、在宅勤務を中心としながらも、週5日、平日に働くことができます。

普通に働けるって本当に素晴らしいことなんですね!



今回の育児休職は、過去の2回と比較しても試練の連発でした。

1月下旬からの育児休職の総括をしてみたいと想います。



1月下旬

 仕事で追い込まれてた状態から一気に育児モードに。

 3度目にして初めての7ヶ月になったばかりの時点からの担当(長男の時は8ヶ月半、長女の時も8ヶ月半)。

 離乳食も始まったばかりで、ストローからの給水もまだなので、あまり遠出が出来ず。

 長男が小学校1年生ということもあり、午後になるとすぐに帰宅してくる。

 長男の習い事の送迎、長女のお迎え(16時半)と、午後は怒涛の勢いで過ぎていく。



2月中旬

 ダイヤモンド・プリンセス号の進捗や中国でのコロナウイルスの状況などでワイドショーがコロナ一色になる。

 この時期から電車にはほぼ乗らない生活となり、近くの公園を次男と散歩する日々が続く。

 いつもだと、再開発区域などをベビーカーを押しながら視察して回る頃だが、今回は一切出来なかった。




2月27日

 突如として学校休校の要請がある。 

 小学校に加えて、長男のピアノを除くすべての習い事が休講に。

 家で次男と長男を毎日見るのは不可能(今思えばなんとかなったのだろうが、3月に余力を残せていたからこそ、4月の緊急事態をなんとか乗り越えられたとも言える)と判断し、ベネッセ学童に3月の長男の保育をお願いする。

 この時点では、非常事態をお金で解決。

 3月の毎日の弁当作りは大変だった…。



4月

 次男の慣らし保育が始まる。

 長男は、区立の育成室に戻ることが出来た(育児休職期間は強制退室させられる)。




4月8日

 緊急事態宣言により、保育園と育成室の両方が閉鎖。

 3月から始まった学校の休校期間が延長となる。

 家で、0歳と4歳(当時)の保育をしつつ、7歳の学習を見たり遊び相手をしたりという生活が始まる。




4月20日

 当初、育児休職から復帰する予定日。

 保育園の閉鎖により、週に1日の勤務で暫定的に復帰。在宅勤務。




4月下旬

 火曜日から金曜日まで4日連続ワンオペで子供3人を相手する日々。かなり精神的に追い詰められた。

 2階で籠もって仕事をしている妻にあたりたくなる衝動。




ゴールデンウィーク

 ステイホーム。

 大人2人で子供3人を相手出来るため、ストレスは軽減される。




5月中旬

 週2日勤務予定も、上司から要請を受け、土曜日に振替勤務。

 結果として、私が週に3日、妻が週3日ワンオペし、日曜日のみ2人で子供3人を見る体制に。

 長男に小学校2年生の課題が出される。毎日4時間目まで+音読、鍵盤ハーモニカ、縄跳び、マット運動の課外授業つき。

 0歳を保育しつつ、5歳の遊び相手をしつつ、7歳に初めての分野を教える。しかも毎日4時間。困難を極める。




6月

 緊急事態宣言が解除され、慣らし保育が再開される。




6月4日

 完全復帰予定。




振り返ってみても、4月下旬がストレスのピークだった。

本当にやばかった。




今回の緊急事態宣言を振り返って、本当に必要だと思ったもの。

1.話し相手(家族)
 毎日話せる相手がすぐ側にいるだけで、人間は幸せになれる。
 育児休職期間中は、午後になると帰宅する長男が話し相手となってくれるので、前回までの育児休職期間のような孤独感はなかった。
 話し続けてくるので、自分の時間もほとんどなかったけど、そこはトレードオフ

2.商店街
 スーパーは、とんでもない混雑と品薄状態だった。
 東日本大震災のときもそうだったが、物流に混乱が生じた時、頼りになるのは卸からの直接ルートで品物が入ってくる地元の商店。
 行きつけのお肉屋さん、魚屋さん、八百屋さん、本当にお世話になりました。

3.一戸建ての庭
 自分の家の中で充実度を高めようとすると、庭の存在が必要不可欠だった。
 自分の専用空間としてなんとでもなるので、窓ガラスに庭から絵を描いたり(以前に紹介した水で流せるクレヨン)、花やお米を育てたり、プールを出したり、とにかく体験型のレクレーションを子どもたちと楽しくやるには庭が必須だった。
 共用部分はすべて共有物となるマンションと、全てが自己管理できる戸建ての違いはこういったときに如実に出る。

4.保育園
 保育園がなければ親は労働市場に出ていけない。
 保育園の閉鎖は、若手労働者の出勤率を下げるのには有効だが、狙い撃ちされた当事者としては、政権から繰り出された強烈な一手だった。



本当に不必要だと思ったもの。

1.アベノマスク
 500億円近くかけて、緊急事態宣言の解除前後に届くマスク。それも家庭に2枚だけ。
 こういったものは市場原理を利用したほうが、行政機関でやるよりもずっと早く、効率的で、安価。
 資本主義の良い面を検証してくれた。

2.通勤時間
 通勤時間は給与が出ない。
 満員電車で疲れる(精神的にも体力的にも)。
 感染症にかかるリスクが大きい。
 通勤時間は人生の中で極めて無駄な、価値の低い、それでいて健康リスクは高い時間だということを再認識できた。



何もかもが、新しい体験だった。

3度目の育児休職でも、まだこんなに貴重な初体験を得られるとは。

人生の糧となりました。

家族5人。とても仲良く元気です。

次男もよく頑張ってくれた!ありがとう!!!



明日以降、通常勤務に戻るので、ブログの更新も週1ペースになると思います。

引き続きよろしくお願いします。

以上