孤独のグルメ というショートストーリーが流行っているそうです。
主人公の食事を愛する姿は求道者のようであり、孤独を楽しむようでもあり。
このところ仕事が忙しく、なかなかお昼の時間に食事ができないことが増えました。
14時半くらいに、少し時間を見つけてコンビのサンドイッチを食べたり、都庁での協議を終えてからラーメン屋に立ち寄ったり。
時間なく、カロリーだけを摂取する食事には、塩分は多めの刺激的な味ながらあまり幸福感はありません。
昨晩は、長男が宿泊学習のため不在でした。
口数が大変多い長男を失った食卓は、普通の家庭的には食事をするのに適した環境かもしれません。が、私にとってはいつもの活気がなく、どこか寂しい…。
食事は、一義的には栄養を摂取するのもですが、人間の歴史を紐解くと、二次的要素には「味」よりも先に「会話」を楽しむものでした。
このところ確信を覚えたことがあります。
一人で食べる、もしくは会話の弾まない相手と食べる高級料理よりも、「チーム」といえるメンバーとの普通の食事のほうが幸福感、満足感を得られる。ということです。
家族とのにぎやかな朝食、夕食が一番ですし、昼は外で一人ラーメンをかき込むよりも、在宅勤務で妻とゆっくり食べたほうが幸せです。
たまに一人で激辛料理とかを食べたくなることはあるけれども…。
カプサイシンと山椒の刺激恐るべし。
以上