ダブルインカム トリプルキッズ blog

夫婦共働きの子育てを実践しながら、パパ育児の苦労と楽しさをご紹介します。

358.アベノミクスの功罪

日本でこのような事件が起こるとは思っても見ませんでした。

 

日本はテロ先進国。と言われています。

 

赤軍警察庁長官狙撃、オウム真理教、などなど平和ボケしているように見えますが、世界的に見ても強烈なテロが発生している国家です。

 

それは知っていましたが、今回の事件はショックでした。

 

国会議員選挙は日本の民主主義の根幹をなす選挙。

 

その選挙演説中に現役の国会議員が銃殺されるというのは、民主主義の危機としか言いようがありません。

 

大変残念でなりません。

 

 

 

安倍さんの最大の功績は外交にあると思っています。

 

どんな国のトップとも大喧嘩にならずに仲良くできる性質は、国のトップとしてこんなに優れた才能はないと思えるほどでした。

 

エグゼクティブなトップ達が嫌厭したトランプ大統領とも良好な関係を築き、日本の国益を最大限に確保した姿は流石でした。

 

一方で、数々の財界人や経済アナリストが褒め称えているアベノミクスは落第点だったと思っています。

 

金融緩和政策の「功績」は、金融緩和時に現れます。安倍さんが首相になってから本日に至るまで、ずーっと金融緩和というモルヒネを打ち続けています。

 

政策のプラス効果しかまだ現れていません。

 

しかし、政策はマイナス効果を差し引いて本当に成功だったのか否かが決まります。

 

アベノミクスの「罪(金融引き締めによる景気減速)」はこれからです。

 

安倍さん本人も、自分が始めた大規模金融緩和政策が、2040年頃どんな結末を迎えたか、自分の目で見たかったことと思います。政策を実行したリーダーとして、無念だと思います。

 

 

 

さて、任期がまもなく切れる黒田総裁ですが、どうするんでしょうね。

 

軽はずみにスタートしたチャレンジでも、仕舞い方には苦労します。

 

もし、出口戦略を全く示さずに10年の任期を終えるとすれば、それはリーダーとして「無能」と言わざるを得ません。

 

自分が始めた大規模社会実験は、せめてその仕舞い方だけでも合意形成をはかって、任期を終了してほしいものです。

 

 

 

あまりポリティカルイシューは書かないようにしているのですが、あまりにも衝撃的な事件だったので、今回は書いてみました。

 

ご冥福をお祈りします。

 

以上