長女は、ちょうど5歳になる前後、新型コロナウイルスによる保育園の閉鎖期間に、表の私道で自転車の練習を始め、少しずつ乗れるようになりました。
自転車が上手になる時期は、それぞれタイミングがあると思いますが、置かれた環境も大きく影響します。
車が多く、人が多く、歩道が狭く、広場の少ない東京では、練習段階、初心者段階から走行難易度が極めて高いです。
まずは、ストライダーなどで座椅子に体重を乗せて左右のバランスを取る技術を教えるべし。と、ありますが、ストライダーに乗せていてもその段階まで進めるかは子供次第です。
長男は、まったくその感覚まで至らず、ストライダーは遅いまま。最後まで歩いた方が速い感じでした。
まず、お気に入りに自転車(補助輪付き)を4歳の時に買ってあげて、自転車をこぎたいという気持ちを育成、4歳後半で代々木公園や小金井公園、実家近くの交通公園などに連れて行き、なるべく車のこない環境で自転車の練習をさせました。
家族で代々木公園まで行き、長女は児童公園で遊んだりベビーカーで寝たり、長男は自転車を1時間借りて練習。こんな感じでした。
自転車に乗れるようになるまでだいぶ練習しましたが、自転車に乗れるようになると、慎重派の長男はスピードを出さず、交差点ではしっかり止まり、というルールを守れたので、公道に少しずつ出していけました。
長女はストライダーが上手になりました。スピードも出ます。
そのため、逆に自転車にはなかなか移行しませんでした。
16インチの自転車は兄からのおさがり(男の子のデザイン)だったのも影響があったか、無かったか・・・。
5歳になり、周りのお友達が少しずつ自転車に乗れるようになってきて、「このままストライダーでは・・・?」と思い始めてから自転車の練習をするようになりました。
コロナの影響で地下鉄に乗れず、また次男が0歳だったのであまり家からも出られず、家の周りでのみの練習。
その割にすぐに乗れるようになりました。が、お調子者の長女はなかなかルールを守れない。
交差点も止まらず、次男を抱っこしている親を置いて、家まで勝手に帰ってしまったり・・・。
そのため、自転車に乗れるようにはなったものの、この半年はあまり自転車に乗せませんでした。
この頃、お友達が遠くの公園まで自転車で行き始めたのを見て、いよいよ自分も自転車で公園に行きたくなった長女。
交通安全ルールをしっかり守れるところまで、精神的にも成長したので、昨日は西ヶ原みんなの公園まで片道2kmくらいの道のりを自転車で走っていきました。
父が長女の横を併走(ランニング)。ひやひやしながらでしたが、こちらはこちらで久々のランニングを楽しめました。
自転車は技術的な進歩と、交通安全ルールを守れるようになる精神的進歩の両方が一定レベルに達しないと公道に出してあげられません。
特に東京では・・・。
あまり早くに自転車に乗れるようになっても事故が怖い・・・という意見もありますので、本人がやる気を出して、ルールを守れるようになった時に、一緒に頑張って練習してあげましょう。
補助輪が取れるようになるまでは、後ろで自転車を支えて走ることになるので、大変腰が痛いですよ。
以上