今週のお題「うるう年」
うるう年です。うるう年には夏の五輪があります。そして今年は56年ぶりの東京オリンピックです。
今年は少なくとも自分が死ぬ前に思い出す『記憶に残る年』になるだろうな。と思っていました。
そして昨日。『強烈に記憶に残る年』になることが確定しました。自分の中で『東日本大震災の2011年』の次に思い出すのは『新型コロナウイルスの2020年』でしょう。(同じレベルだと『リーマンショックの2007年』と『阪神淡路大震災の1995年』ですかね・・・自分の中では。動物は生命保護のため、危機的状況ほど深く心に残ってしまうものです。)
突然の内閣府指示により、3月2日(月)からの学校臨時休校の知らせがあったのは2月27日(木)18時。
そこから情報収集に終われ、本日28日(金)は3月にどうするかの作戦を練るための現状把握の日でした。
長男(小学校1年生)が学校から持ち帰った情報
・3月2日(月)から臨時休校
・3月24日(火)のみ、終業式のため登校(この日にお道具箱などを持ち帰る)
・算数ドリル(2冊)、漢字ドリル(2冊)は家で終わらせること
・教科書の残りはやらなくてもよいが、家の人と勉強できる人は勉強しておくこと
学校から届いたメール情報
・3月24日(火)のみ登校
・学校での児童預かりサービス『アクティ』は3月閉鎖
・来年度の『アクティ』の登録期間の連絡(3月~4月上旬)
・今年度未学習の授業内容については来年度に授業を行うので、今年度の教科書を処分しないこと
育成室(10月に退室したが、メーリングリストから除外されていない?)から届いたメール情報
・育成室は共働き世帯に対する保育の観点から、3月開室する
・育成室以外の児童への保育サービス『児童館』は3月閉館する
その他習い事教室からかき集めた情報
・体育塾 :3月は閉塾 (支払った授業料の換金無し)
・テニス教室 :3月15日まで閉鎖(支払った授業料の換金無し)
・個人のピアノ教室 :通常通り運営
・プール教室 :3月15日まで閉鎖(支払った授業料の換金無し)
・プログラミング教室:3月は閉鎖 (支払った授業チケットの使用期間を1ヶ月延長できる)
・インターナショナルスクール:3月は閉鎖(支払った授業チケットの使用期間を1ヶ月延長できる)
※まず、突っ込みどころとして『どんだけ習い事増やしてるんだ!』というご指摘があることは重々理解いたします。
0歳児(特に夏場、冬場の外出はなかなかできない)を抱えながら、育成室を退室しなければならなくなった小学校1年生を、放課後ずっと家に置き続けるのは不健全(あまり自分からは外出したがらないので、テレビばかりになる)だという判断の下、学校帰りの時間の有効な使い道として妻といろいろ相談した結果、多くの曜日に習い事を入れて現状こうなっています。
我が家の現状
・保育園は保育の観点から3月継続開園されるので、長女は保育園に行ける
・長男は『親が育児休職に入ると、育成室を退室しなければならない』という文京区ルールにより、育成室は退所しており、児童預かりサービス機関の『アクティ』『児童館』『習い事』はすべて閉鎖のため、行先を失っている
・次男は7ヶ月に入ったばかりで、ただでさえ新型コロナウイルスの蔓延によりお散歩に出かけられる場所が少なくなっており、父子ともにストレス過多な状況
・1日中、しかも6週間近く、次男と長男を両方を家で面倒みられる状況ではない(父親としての心身の健全性を保てない)
こういった場合の緊急ソリューションは?
こういった状況の中で、できる解決策は幾つかしか残されていせん。
①親を田舎から呼ぶ(70歳代の親を新型コロナウイルス患者の多い東京に呼ぶことが適切か?)
②金で解決する(民間の児童預かりサービスの利用 or ベビーシッターの利用)
③自分で解決する(自分の心身を磨き上げ、0歳児と小学校1年生の両方の保育を6週間近く家の中で実施する)
④パートナーに休んでもらう
我が家は、ダブルインカムの強み(というか仕事を休めない弱みの裏返し)を活かし『②金で解決する』を選びました。
近くのベネッセ学童にたまたま2月から登録しておいた(4月から育成室に戻れなかったときのために、保険料として2万5000円の登録料を払っていた)ことが幸いし、3月はベネッセ学童に長男を預かってもらうことになりました。
10万円はいかないけれども数万円は『小学校(+アクティ、児童館、習い事)閉鎖経費』として飛んでいきました。
完全に個人負担。まじかぁ・・・。
今回の政府判断は全くの想定外でした。
言いたいことは山ほどありますが、一つこれだけは言わせてほしい。
「ちゃんと国内の状況を観測しないからどこにどれだけ患者が居るのかわからず、全国一斉閉鎖というナンセンスな判断を招くのだよ。何事も『定量的に現状を計測し、事態を冷静に把握すること』が、意思決定を行う際の最重要事項だよ。」
と。
以上