小学校２年生の長男は、クリスマスがくるのを楽しみにしています。
夏休みの頃から貰いたいプレゼントについて、「あれにしようかな」「これにしようかな」と悩んでいます。
カレンダーにはクリスマスまでのカウントダウンを手書きでいれている徹底ぶり。
あと、３０日はきったそうです。あたりまえか・・・。
さて、先週の週末に公園で友達と遊んで帰ってきた長男が、「サンタさんって本当にいるの？友達からサンタさんはいないって聞いたんだけど本当？」という話が。
そうだなぁ。どう答えるとワクワクする答えになるかなぁ・・・。
こういう時に時間を稼ぐ手段の一つは『聞いてみる』です。
「（父）どう思う？サンタさんはいると思う？」
「（長男）だって、みんなが寝ているのにプレゼントがくるから、やっぱりいるんじゃないかな？」
「（父）そうかぁ。お父さんもほしいプレゼントたくさんあるんだけど、お父さんには届かないんだよなぁ・・・。去年も今年もミニ四駆の３台コースが欲しいって言っているのに来ない。昔は届いたんだけど・・・。」
「（長男）ミニ四駆のコースは大きくて場所を取るからダメだよ。お母さんが怒る。」
「（父）ピーターパン現象って知っている？ティンカーベルの粉で飛べると信じているときは飛べるんだけど、『飛べるのかな？』と疑った瞬間から飛べなくなるんだよ。」
「（父）お父さんが乗っていた馬も、『今日は飛べる！』と信じていたら障害を飛べたんだけど、『今日は無理かも』って馬を疑ったら、その日は飛べなくなったんだよ。」
「（父）サンタさんがいるかどうかは分からない。今年プレゼントが届くかどうかも分からない。でも、『存在がいないかも』って信じなくなったその瞬間から、やっぱりいなくなっちゃうのかもね。お父さんも大人になるにつれて、いろんな自分の可能性を信じなくなった。大学生の頃、お酒を飲むと『空を飛べるんじゃないか』って気にもなったんだけどね。この頃はそういう気持ちにもならなくなった・・・。」
「（長男）僕はサンタさんはいると思うよ。今年も絶対にプレゼントはくる。」
さて、今年のコミュニケーションはこんな感じでしたが、来年はどうなるかなぁ。
そろそろ長女と次男の夢を壊さないために大人の世界に案内するかなぁ。
以上
