ロダンの日曜日は雨。
車を持たない我が家は、日曜日の過ごし方が限られます。
東京ドームシティやLaQuaに行って遊ぶか、上野の博物館などに出かけるか、その他…。
今回は「上野に行こう!」ということで、雨の中、家を出発。
いつもは長男と次男が「国立科学博物館が良い!」と主張するのですが、長女は「つまんない…」と飽き飽き。
長女の希望を聞くと「国立西洋美術館が良い」とのことなので家族全員で初めて美術館の方に。
ロダンの「考える人」がお出迎え。
これらが全部無料で見られるゾーンにあります。
中に入ってからも、長女は興味津々。
絵画の補修工程の説明ビデオなども最初から最後までしっかり見ていました。
こんなに真剣に展示を見ている長女を見るのは初めて。
対して次男はと言うと、中に入るなり「出口どこ〜」と迷路感覚で走り回り、作品を見る気なし。
長男は椅子に座りずっとあくび。
親がその部屋の作品を見終わると腰を上げ、次の部屋の椅子に座ってまたあくび。
国立科学博物館とはまったく真逆の構図が出来上がりました。
男女は脳の構造からして異なるので、同じものを与え続けても興味の方向が分かれるものなのですが、それにしても男女でここまで見事に分かれるものか…と、興味深く子どもたちを見ていました。
男ども、私も25歳くらいまではなんの興味も持てなかったから気持ちはわかるぞ!
私が絵画、彫刻等にも興味を持ったのは、デベロッパー業界に入ったからかな…。
国立西洋美術館のル・コルビュジエが作り上げた空間を堪能して、巨匠の凄みを感じました。(この頃設計を進めているのですが、いつも空間の作り込みに迷い、正解はまったくわからず… だんだんと巨匠たちの何がすごいのかが見えてくるようになりました)
小学生以下は入場料無料なので、リーズナブルに贅沢な時間を過ごせます。
雨の日にはぜひ。