社会人になると『アンテナが高い人』という言葉をよく耳にします。
そもそも『アンテナ』と言われた時に、何を想像するかも世代によって変わるような気がします・・・。(たとえば屋根の上にある八木アンテナを思い浮かべる人もいれば、携帯電話に表示されている受信強度マークを思い浮かべる人も・・・)
いろいろな情報をキャッチするのが上手で、ネットや新聞から面白コンテンツを選んでいたり、飲み会や勉強会などのコミュニティの中から最新のトレンドを仕入れていたり。
みなさん、いろいろな手段で最新情報、面白情報をゲットしようとされています。
『他人よりもホットな情報を多く持っていたい』という思いは、ホモ・サピエンスならではの根底にある欲求になります。
さて、本日紹介したいのは、アンテナは1本よりも複数あった方が面白いのではないか?
という話です。
自分自身の時間は限られていますし、コミュニティも偏ります。
飲み会に出ても、翌日、記憶に残っている話題は僅かでしょう。
一方で、アンテナが高い(情報収集がうまい)人財を自分のチームに揃えておくと、自分自身の情報の幅が広がります。
仕事で言えば、私は妻が同分野でありつつ、同業ではない(私はデベロッパー、妻はシンクタンク)ので、金勘定に汚れていない清い心で「本来こうあるべき」という学術的アプローチ、行政的アプローチの最先端事例は妻のアンテナに頼っています。
また、このところ『雑学』という意味では、長男が仕入れてくる情報が次第に面白くなってきました。
100年後の今日。
2122年8月30日に何が起こるか。
『ドラえもんが耳をネズミにかじられる日』なんだそうです。。。
昨日、長男がマンガから仕入れてきました。
ドラえもんは2112年生まれとのことで、「僕がちょうど100歳になった時、ドラえもんが誕生するらしいんだけど、あんな感情を持つロボットが90年後に出来ているかな?」と長男。
「ある人工知能が感情を持ったのではないか?という議論が既にアメリカでされている。量子コンピューターに替わればディープラーニングは一気に進む。人工知能が自分のコードを更新していくシンギュラリティは2040年ごろと言われている。2112年にはドラえもんみたいなロボットは確実にいるんじゃないか?」と私。
こうやって、自分の思いもしないところから面白コンテンツが揃っていくのも、家族がいてくれるおかげです。
1人で目一杯頑張る。もあると思いますが、たくさんの家族とユルユルと過ごしながら、アンテナを増やして多角的に情報を仕入れる。という自分の人財価値向上も一つの手ではないか?と思う今日この頃です。
以上