5歳になった長女は、保育園で多様な作品を作ってきます。
背中に背負うランドセルのような形状のバック(長女が背負えるサイズ)。
斜めかけ鞄。
ハンドバック形状のもの。
ハンカチ・ティッシュ入れ。
人形劇用の棒がついた女の子やウサギの切り抜き。
飴ちゃん。ポップコーン。アイス。(ほとんどセロハンテープを整形して、色を付けたもの)
鞄の中には、背表紙のついた小さな本が入っていたり、「さんすう」や「こくご」と書かれたノートが作られていたり。
毎日、「よく作ったねぇ~」と、心から感心するのですが、片づけが本当に大変・・・。
とにかく、長女の作品は立体的なんです。嵩張るんです。
こんな時、よくある片づけ術は、本人と一緒に作品を写真に撮る(日付、どれくらいの月齢の時期にどれくらいの作品が作れていたかが記録に残る)。そして、作品は捨てる。
というものですが、作った当初は作品を捨てるのを嫌がるので、なかなか実行できません。
結果として、保育園カバンから取り出した作品を、
①何を作ったか聞く(興味を示す)
②どこに苦労したか、何を工夫したかを聞く(さらに興味を示す、本人の成長度合いを確かめる)
③褒める(本人への肯定)
④家で少しの期間遊ぶ作品と、山積みBOXに入れる作品をなんとなく分ける
という作業をなんとなく毎日繰り返しています。
山積みBOXは、2~3ヶ月に一回、長女が作品の興味を失った頃に広げ、親として記念に残しておきたい作品と捨てる作品に分類します。
家で少し遊んだ作品も、だいたい2~3日すると次の新作品が届くため、山積みBOXに入ります。
この頃怖いのが、『きれいな入れ物+ポップコーンなどの食べ物』という作品ジャンルで、『家で遊ぶ作品』に選ばれる傾向があります。
ただ、気づけば次男の口の中からセロハンテープの作品が出てきたりもして、親としてはひやひやです。
長女のモチベーション、創作意欲には配慮しつつ、次男の安全も確保しなければいけない。
難しいバランスです。
思えば、長男の時は楽だった。
毎日毎日、ほとんど親には差が分からない新幹線の絵を何枚も何枚も描いて帰ってきたので、本人のこだわりの作品を聞き、日付を書いて壁に貼り、それ以外は捨てる。
壁に貼っていた作品は、半年~1年後に壁からはがし、ファイルに綴じて記念に残す(二次元の作品なので、嵩張らない)。
という作業で、だいたい整理できていました。
長女の作品は、毎日毎日、いろいろなアイデアで、作品のジャンルも多様。
とても面白いのですが、嵩張るのが厄介・・・。
例えば、長女の粘土作品。
5歳になると、細部にこだわりを見せるようになりますが、長男は『新幹線のよりマニアックなディテール』に突き進んでいったのに対し、長女は『全体の構成』と『多様なデザイン』に興味の領域が広がっている感じがします。
ちなみに長男(8歳)の夏休みの作品は、まだまだ新幹線です。
以上