子どもたちもたまに水をあげてくれるミニ田んぼですが、この頃はトンボが多く訪れるようになりました。
もちろん、アシナガバチ、スズメバチなど招かれざる客も水を求めてやってきます。
この季節、ちょっとした水場は、生き物たちのオアシスになりますね。
さてお米はというと、今週に入り穂が下を向き始めました。
7月の長雨により、分蘖が進まず、茎は細々としています。
昨年よりも収穫量が激減しそうな感じです。
昨年は6月の田植えになり、少し遅すぎた印象でした。
今年はその反省を活かし4月下旬の田植えにしました。
5月は暖かかったのもありグングン伸びましたが、6月、7月の長雨で成長が止まってしまった印象です。
今年はもう少し遅く田植えをしたほうが、8月からの暑さで、穂が出る前の分蘖が進んだのかもしれません。
農業は非常に難しい。
科学実験的な要素も強いのですが、天候という如何ともしがたいものに左右され、本職であれば、出荷するときのマーケットにも大きく売上が変動させられます。
毎年毎年、非常に多くのリスクを管理していかなければならず、よほど利益率が高くないと手を出すのは難しい業界だな…と、素人ながらお米を育ててみて実感するところです。
収穫の喜びは、他では得難いものがありますけどね。
以上