日本経済の金利水準が切り上がっていきます。
金利(貸金業)の歴史は古く、長期的に見ると人間の歴史上は3%前後だったと言われています。
もちろん、返済期間によっても異なりますし、貸し出しリスクによっても異なります。
しかし、デフォルトせず、しっかり返済できる持続可能な社会で、うまく機能する金利水準は3%前後だった。と言うことです。
日本の10年国債金利が2%を超え、日銀当座預金に付与される金利も0.75%に。
いよいよ『金利を上回る利益を出せない会社は市場から退場を迫られる』という普通の資本主義社会に戻ることになります。
今まで借金はタダ同然。と考えていた日本人にとって、約30年ぶりに訪れる、借金がコストと認識する状況です。
現在50代の経営者にとってはほぼ経験の無い世界でしょう。
特に低い金利、低い取引利回りに慣れきっていた不動産業界は、これから非常に厳しい環境になります。
不動産を買うよりも利回り3%を超える30年国債を保有した方がずっと利益を出せる環境になっています。
円安とインフレが進む限り、金利は上げざるを得ない。
スタグフレーションへの突入だけは避けたいところですが、実質賃金が下がり続けているので本来ならもうそろそろ個人消費が耐えきらなくなる頃。
今年の日銀の利上げは、1回(25bpt)か、はたまた2回(50bpt)か。
年末がどうなっているのか楽しみではある。