我が家が住んでいる文京区は、小学校から公立中学校への進学が35%くらいのエリアです。
約3分の2の子供たちが受験をして私立や公立の中高一貫校に進みます。
長男も近所の都立小石川を 「鉄道研究会に入りたい」 という野心を持って受験しましたが、今回はご縁がなく、地元の公立中学校に通っています。
長男が通ってある中学校は、1学年としても全学年としても女子の方が多い。
吹奏楽とかで高い成績を修めているからでしょうか。
それとも有名私立男子校への受験が多い?
原因は解りません。
目黒区などでは男子生徒の比率が高くなると聞いたこともありますが、文京区では大きな偏りはない状況です。
学年の生徒たちの学業成績はというと、驚いたのがベルカーブを描かないことです。
普通は、平均点辺りが最も生徒数が多くなり、点数が高い方、低い方は生徒数が少なくなる。🔔のような形を描くのでベルカーブ。
しかし、長男の学年はどちらかというと2コブ駱駝🐫の背中のような分布。
点数の高い方に集団があり、平均点付近の人数がちょっと少なくなっていて、点数の低い方にも集団がある。
つまり平均点付近の生徒がごっそり私立受験して抜けているということです。
点数の高い方には集団があるので、「何処に行っても本人のやる気次第」と思っている我が家のような家庭も結構いるということですね。
会社の同僚、先輩たちからは 「公立の中学校にいれるなんて信じられない」 という風に言われたりもします。
確かに会社の関係者で、東京周辺に住んでいる人たちの子供はみんな中学受験させている。
今まで広くヒアリングしていて、公立中学校へ進学させているのは我が家とあと一家族しか知らない。
しかし、私自身の感覚としては、公立中学校にもメリットがあるように思っています。
まず、社会の分散をしっかりと知ることが出来ます。
色々な価値観を持っている人がいるんだ。という、社会の当たり前を思春期の多感な時期に身に付けることができます。
また、先生の数に余裕がある(35%しか進学してこない)ため、生徒の進捗に目が行き届いている感じがあります。
少なくとも、時には副校長先生が臨時でクラスを受け持たなければならないほどパンパンだった小学校よりずっと教育サービスが行き届いています。
下手に私立に行って、同じレベルの子供たちで団栗の背比べをするよりも、上も下も幅広く居るなかで、自分の現在地を把握しながら目標を作った方が目線が高くなるようにも思います。
「公立中学校は良くない」 と言うような偏見を持たずに、地元の中学校を覗いて見てください。
世間のレッテルよりはずっと良い環境かもしれませんよ。
エリアごとに公立中学校も様々だと思いますので、子供の進学で悩んだ際の参考にしていただければ幸いです。