近くの神社のお祭りは毎年各町内会が御輿や山車を出して、まだまだ活気を保っています。
一方で、私が町内会長を務める町会ではもう何年も御輿を出せていません。
私がこの町会に引っ越してきてからは一度も見たことがありませんので、少なくとも8年近くは御輿を倉庫に入れっぱなしだと思います。
御輿を町内会として出すとすれば、神酒所を設営する場所の調整、神酒所の設営、御輿の修繕、御輿の担ぎ手集め、子供山車のサポート、運営所の仕出し、等々。
前準備も大変なら、木曜日、金曜日の神酒所立ち上げ、土日の大祭までかかりっきりになります。
奉納金だけ持って、近くの町内会の子供山車に子供たちを参加させてもらう簡易さとは訳が違います。
せっかく若手が町内会長をやっているのだから、来年こそは我が町会でも御輿を復活させよう!という声は大きいです。
私も出来るものなら復活させて上げたい気持ちもある。
しかし、一方では「うちの町会も毎年限界だと感じつつなんとか続けているのだが、おたくの町会はどうやって御輿をやめる決断が出来たのか?」と聞きに来る町会長さんもいらっしゃいます。
町会への参加者は減る一方。
予算も人財も労働力も全てが足りない。
ただ、お祭りに参加したい人は減らない。
受益者になることに慣れきっていて、提供者になることを躊躇う。
お金で受けられるサービスと、お金だけでは受けられない人と人との繋がりのサービス。
この違いをよく理解しながら街の参加者になってもらいたい。
とはいえ、昭和のやり方でこれからも祭りを運営することが持続可能な形とも思えない。
新しい祭事運営のかたち。
みんなが参加しやすい町内会のお祭り。
なんとか次世代モデルの運営方法を編み出して、来年こそは御輿を出せるように頑張ってみますか…。