ダブルインカム トリプルキッズ blog

夫婦共働きの子育てを実践しながら、パパ育児の苦労と楽しさをご紹介します。

706.子供の学習意欲は何処から生まれるか

先日、仕事で街に入り込んでいるエリアの小学校で、「まちづくりを行う会社の職業体験学習」を開催しました。

 

地域貢献として取り組んでおり、毎年、区立の小学校、中学校向けに実施しています。

 

区立小学校で体験学習を実施すると、毎年毎年、「塾に追われた子供達」がやってきます。

 

今年も「塾から逃れたくて」「お母さんが、この学習に参加するなら塾に行かなくて良いと言ったから来た」みたいな子がいました。

 

また、「何曜日から何曜日まで塾」「昨日は24時まで塾の宿題をした」「私立中学に入って、私立のこの大学に行きたい」みたいな、勉強漬けを強烈にアピールしてくる子もいます。

 

今は夏休みだよね???

 

と、思いながら子供たちの話を聞いていますが、4~6年生を対象とした職業体験学習に参加してくれる子供達の生活の中心には必ず「ジュク」があります。

 

 

 

しかし、小学生から「将来これがやりたい」とか、「中学生になったらこんな部活に入りたい」とか、具体的な夢が出てこない。

 

「自分達の住んでいる街にどんな機能、場所があると面白いか?」というお題を毎年子供達に考えて貰っていますが、出てくるのはだいたい決まっていて、

 

・大型量販店(イオン、ヤマダ電機、他)

・ゲームセンター

・大きな公園

・100均

・ファミレス

・仮眠室

・リラクゼーションルーム

 

この辺りです。

 

「仮眠室」と「リラクゼーションルーム」は塾で疲れた身体を回復するため。とのことで、「家では親がいるから休まらない」らしいです。

 

我々としては、深掘りして子供達に聴きたくなるのは「大きな公園」くらいで、他は…。

 

ちなみに「大きな公園」を深掘りして聴いていくと、「公園がいつも子供で溢れていて楽しめない」「公園以外だとタワーマンションの共用部とかで遊ぶのだが要予約ですぐに使える場所ではない」とのことで、「子供達が予約なしで使える広い場所がほしい」が、本質的な要望でした。

 

他の100均やファミレスも、根本には「子供達が予約なしで出入りできる場所を増やしたい」という思いがあるみたいです。

 

これは中学生の職業体験からも出てくる意見です。

 

 

 

 

さて、子供の学習意欲ですが、毎日「タワマン」と「塾」の往復。受験をめざす私立中学のラインナップ。親から期待されている私立大学入学までのロードマップ。

 

これだけしか子供達に与えられていないように感じてしまい、「それで何がやりたいの?」と言う人生の目標みたいなものが極めて弱い感じがします。

 

子供達は、自分で立てた目標を明確に持てれば、大人が考える以上の力を発揮するものだし、人から押さえ付けられて強制されたと思えば、思春期の反抗まっしぐらになる。

 

私が仕事をしているエリアはタワマンだらけの共働きエリアですが、親達には「塾に行かせるだけが子供達の将来教育ではないよね?」と言う話もしてみたい。

 

親達の顔が見られないのが残念なのではあるが…。