本日は雪模様。
次女と一緒に家の中でまったりやっています。
本日のネタとしてはあまり書くことがないのですが、先日、原宿、表参道界隈を視察に行ってきました。
このところ街の様子をじっくり観察する機会もめっきり減っていたので、次女を連れて街を歩くと面白いです。
不動産デベロッパーとしてやっぱり気になるのは空き店舗の多さ。
これだけ建物の建て替えや改修工事が行われている最中なので、普通のマーケットなら、追い出されたテナントで既存ビルの低層区画は押し合いへし合いになっているはずなんです。
それが、既存建物にも空きが目立つ。
まあ、それもそのはず。
現在建替えている建物たちも、老朽化(構造的に?デザイン的に?)が進んでいたとこへ新型コロナがやって来て、通常なら立ち退き料を払って追い出さなきゃいけないのに、テナントから続々と退去申し出があって、建替えに向けての初期費用が安く済みそうだ・・・。これ幸いと残る店舗への立ち退き交渉を進めて、新型コロナ蔓延から3年経った今は、まさに新築に取り掛かったところ。そんな感じだと思います。
つまり、需要がなくなったので建て替え中。だから、追い出された店舗が少なく、既存建物の空き区画も埋まらない。
さて問題は、現在工事中の建物たちがオープンする頃にマーケットがどうなっているのか・・・。
ビルを建替える以上、不動産屋は昔の建物よりも大きくしてより収益性の高い商業施設を作ろうとします。
店舗面積は増える。
でも、既存の商業施設ですら空きが目立っている中、そんなに大量の商業床面積が2024年後半から続々と建ち上がってくる。
この建設コストが爆騰している中で投資しているデベロッパーの事業計画(賃料)目線と、これだけ空き区画が並んでいる中でどこに入居するか迷っているテナント目線で、賃料が折り合うのかははなはだ疑問です。
来年までにはインバウンドが回復して、需要が街に戻って、テナントが増えて・・・。と願いたいところではありますが、世界的に金利が上昇するマーケットにおいて、日本だけが円安好況を享受できるでしょうかね?
子育て目線で言えば、この日は表参道ヒルズのベビールームで次女のオムツを替えさせてもらい、ミルクをあげ、そこから南青山方面に歩いて、ベビーカー持ち込み可のお店でコーヒーとハンバーガーを食べました。
そこかしこに子供連れで助かる施設が増えているので、乳児を連れて歩くのも楽しい街に変わってきています。個人的には、ぜひ以前の賑わいが復活して欲しい。
今度は銀座のあたりを歩いてみようかな。
本日の我が家の庭
開花したばかりの梅の花に雪が降る。
以上