ダブルインカム トリプルキッズ blog

夫婦共働きの子育てを実践しながら、パパ育児の苦労と楽しさをご紹介します。

227.計って見ないとわからない  ~ 夫婦の家事育児時間の差 ~

先月、妻から「平日、在宅勤務が多いので、金曜日は寝かせつけ準備まで全部やってほしい(17時半以降も夜間まで通しで残業したい)。」という話がありました。

 

私の仕事は、ピークがプロジェクトによりバラバラで、『何月が忙しい』という季節性のものはありません。

 

妻の仕事は、年度末の追い込みがかなり大変な業種で、繁忙期は12月~4月。

 

いつもは楽になるはずの5月に、「仕事がたまり続けるの解消するために1日残業日を作りたい」と言われるとは思ってもいませんでした。

 

そして、土曜日の朝、日曜日の朝は、妻は平均朝9時くらいまで寝ていて、朝7時から子供の相手をし、朝ご飯を作って、子供3人に食べさせ終わったころに起きてくる。

 

この生活が3週間ほど続き、「さすがにこれは無いんじゃない?金曜日仕事をするのはいいけど、土日の朝は、子供たちが起きてきたらきちんと対応するか、私にも土日にフリータイムを数時間もらえるか、そうじゃないとフェアではないと思う」という話しをしました。

 

 

 

さて、ここから完全にお互いの主観論になります。

 

私(夫)の気持ち

 

たしかに、私(夫)の会社の方が在宅勤務が進んでおらず、出勤日が多い。

 

出勤日が多くなると、保育園の迎えは在宅勤務の方に偏るし、出勤して18時まで働くと帰宅は19時になってしまう。

 

しかし『お互い在宅勤務の日』に迎えに行っている割合は圧倒的に自分の方が多い。

 

今年1月からの保育園の送迎実績を見ても、そんなに大きな差があるようには思えない。

 

今年に入ってからの出張実績についても、私の出張は確かに実績として入っているが、妻にだって出張実績があり、どちらかというと日数的には妻の方が多いようにも思える・・・。

 

自分は在宅勤務の日は、迎えに行かなくても18時過ぎには仕事を切り上げるが、妻は自分が迎えに行くと19時くらいまで仕事をしていることもあり、お互い在宅勤務の日は、自分の方が家事をやっているという実感。

 

そもそも毎朝の朝ごはんづくりは私の仕事(ここには既に偏り有り)。

 

3月(妻の繁忙期)は、長男の骨折対応や、PTA役員業務などで、かなり会社を休んで対応しており、自分の方がずっと家事育児の負担が重くなっていると思っていたので、GW明け(繁忙期が終わる)からは、家事育児のウェイトをもとのバランスに戻したいと思っていた。

 

 

 

妻の気持ち

 

妻の会社は、在宅勤務が極めてしっかり導入されており、週3~4日は在宅勤務。

 

夕方家に居る可能性は自分の方が多く、結果として18時に仕事を切り上げて、子供を迎えに行き、夕飯の支度をして子供達に食べさせていることが多い。

 

夫は19時過ぎに子供たちの夕飯が終わったころに帰宅したり、遅い時は21時前に子供たちのお風呂まで入れたところで帰ってきたり、週1~2日は出勤日として残業が出来ている状況。

 

在宅勤務をしていると、夫が保育園に迎えに行ったとしても、夕飯時くらいには仕事を終わらせてリビングに降りていかなければならない雰囲気があり、スロースターターの自分としては夕方の生産性が上がらないのは痛手。

 

週1日くらいは、在宅勤務だけれども出勤している時のように夕方残業を続けられる『残業日』を作らないと仕事が回らない。

 

 

 

ちなみに以前の状態は・・・

 

保育園の送迎当番は、私(夫)は週4日送り、週2日迎え、妻は週1日送り、週3日迎え。

 

自分が保育園に迎えに行かない日は、残業しても飲み会に出てもある意味自由でした。

 

そのため、平日の夜は、お互いにほぼワンオペ。

 

お風呂の前に相手が帰ってきてくれると助かる。という感じでした。

 

いまでは、平日の夕方は2人で対応するのが当たり前になってしまい、その結果、平日夕方の残業時間が取れなくなっています。

 

結局、子供たちが寝た後の夜22時以降、朝7時までの時間で対応することになり、深夜残業時間がぐんぐん伸びてしまっている今日この頃です。

 

ちなみに昨年度の年間労働時間をみると、私が1850時間、妻が2000時間くらいでしたので、たしかに妻の会社の方が忙しい・・・。

 

なお、私は4月、5月と育児休職、保育園閉鎖に伴うコロナ対応が多くなっていましたので、それがなければ1900時間くらいだったかな?

 

 

 

そういう訳で計ってみよう!

 

夫婦がお互いに「自分の方が家事育児をやっていると思っていた」という状況は、そこから何を言い合っても良いことには繋がりません。

 

往々にして喧嘩になるだけです。

 

『事実』は一つですが、心のフィルターを通過した後の『真実』は人の数だけ存在します。

 

まずは、お互いの心のフィルターを取り除いた『事実の把握』が必要です。

 

そういう訳で、先週から細かく記録を取っていくことにしました。

 

平日18時以降22時まで、仕事などで子供の面倒を見ない時間は『マイナス●時間』と記録。

 

平日日中、仕事を休んで、子供の看病や、病院、保護者会出席、PTAなどの関連業務に対応した時は『プラス●時間』。

 

土日の子供たちが起きて来てから寝かせつけをする22時まで、自分一人の時間として時間を確保できた場合(寝坊、昼寝を含む)は『マイナス●時間』。

 

こうやって記録を毎日とっていき、原因を記載していけば、『実際、自分がどれだけ相手に負担をかけていたか』が見えるかできます。

 

手間はかかりますが、喧嘩を割け、生産的にお互いの家事育児への貢献度を計るためにはこれしかない・・・。と思いました。

 

 

 

ちなみに最初の1週間目の合計としては私が10時間以上リード。

 

次男の看病のために1日年休を取ったのが効いています。

 

また、出勤日が増えれば、このリードが少なくなっていってしまうのかもしれません。

 

記録していれば、明らかになるはずです。

 

以上