私の好きな著者の中に、ジェフリー・サックスという方がいます。
代表作をいくつか紹介します。
地球全体を幸福にする経済学
その中で、著者は、先進国がGDPの0.7%だけでいいので、貧困国への開発援助に資金を割り振ってくれるだけで、世界は大きく変えられる。と主張しています。
国としてもそうですが、もし個人が自分の所得の0.7%だけでも利他的な目的に寄付することができたら。
それだけでも十分に世界を変えられるはずなんです。
ちなみに日本の名目GDPは約550兆円です。
日本の雇用者所得は約280兆円です。(GDPの約半分)
国と同じ目標を立てて、個人が所得の0.7%を利他的な目的に寄付出来たら、なんとすごいことか。
ということで、私は著者の本を読んで以来、毎年0.7%を目標に設定し、寄付することにしています。(今年で7年目か8年目・・・)
今のところ、マンスリーサポートを3つ。
ユニセフ・マンスリーサポート・プログラムにご協力ください | 日本ユニセフ協会
UNHCR(難民支援)
加えて、母校への毎年の寄付を1つ。
今回、母校から若手研究者の育成のための寄付のお願いが届いたので、追加で寄付することにしました。
これで今年の0.7%目標は達成できそうです。
一昨年は台風災害の復興支援などにも寄付しました。
どんなことでもいいと思います。社会を良くするために何が必要か。
自分のお金ですから、自分がサポートしたくなるような運営団体に寄付することが良いと思います。
なお、寄付にはいろいろな方法があります。
例えば、自らも楽しめるのは宝くじを買うという方法です。
運営費などを除いても、購入金額の40%前後が社会に対する寄付になっています。
馬券を買うという方法も捨てがたい手法です。
運営費を除くと購入金額の5%前後(年によって大きく異なる)が社会に対する寄付になります。
最後に、ふるさと納税は、利他的というより利己的な仕組みなので、私個人としてはしっかり住民税を地元自治体に収めた方が良いと思っています。
公正に割り振られた税金を、きちんと納付することも社会を運営する上で大切な義務ですから。
以上