先週、私の会社でも都道府県をまたいだ出張の延期ないし自粛検討要請が出ました。
飲食に関しても同様です。
飲食店にとっては、年末年始は搔き入れ時。
この12月、1月に感染者をきちんと抑えてさえいれば、GOTOイートなどを仕掛けなくても売り上げは上がったのに・・・。
本当に飲食店にとって大事なこの時期に、大阪などは赤信号を出さざるを得ない状況になってしまいました。10月の景気拡大策(GOTOイート、GOTOトラベル等)を焦りすぎたな。
GWは第1波、お盆は第2波、そしてお正月は第3波・・・。
みんなが一番移動したい時期に、感染者が増えている。
本当に上手くないなぁ。
さて、モデルの逆解析によれば、11月13日前後から再びファクターXが現れました。
北海道で不要不急の外出自粛要請並びに、夜間の飲食店の営業自粛要請を発表したのが11月16日くらいだったと思うので、今回は国民全体が『そろそろまずそうだ』と思いだした時期でしょうかね?
今後を見ないとわかりませんが、今回のファクターXも『▲30%程度の行動様式の減』と同等程度のように見受けられます。たぶん、第2波の時と同じ行動様式の変化だと思います。
国民全体の意識(スイッチ)で、どこかの行動様式が変化し、自粛モードに切り替わったことを意味すると思うのですが、どこの行動様式が変化しているのかは今回も分からず・・・。
この『自粛モード』はどこの行動様式の切替によるものなのだろうか・・・。
究明出来たら世界の人たちにも教えてあげたいくらいだ。
さて、第3波は第2波に比べて、PCR陽性者における致死率が高そうだということは前回お示ししました。
140.新型コロナウイルスの状況について(27) ~ 第二波の特徴のまとめ ~ - ダブルインカム トリプルキッズ blog
第1波の致死率は5.0%程度、第2波では1.1%程度にまで低下しましたが、第3波では2.0%程度まで上がっていそうです。
これは、若者中心に感染していた第2波から、高齢者にも感染が広がってしまった第3波の特徴だと思います。
新型コロナウイルスには未だに特効薬がなく、1年経ってもなお高齢者にとってはかなり危険なウイルスであることが見て取れます。
東京都の接触歴等不明者数はここ3週間ほぼ横ばい。週後半から少しずつ減少傾向ともとれる状態が続いていますので、来週は減ってくれる気がしています(希望的観測)。
とにかく早く終息してほしい。
以上