ダブルインカム トリプルキッズ blog

夫婦共働きの子育てを実践しながら、パパ育児の苦労と楽しさをご紹介します。

145.とうとう出てきた自我の芽生え  ~ 次男:生後16ヶ月 ~

今週、出張から帰ってきてみたら妻と次男が冷戦中。

 

話を聞くと、夕飯を全然食べずに『せんべい』や『ヨーグルト』、『のり』など、自分の食べたい物だけ欲しがるとのこと。

 

 

 

この頃、次男は好きなものだけ食べて、気に入らないものは手で払いのけます。

 

せんべいなどのしょっぱいものとヨーグルトやチーズなどの乳製品、トマトジュースがお気に入りで、ご飯や味噌汁などはお気に召しません。

 

先日、僕の当番の時にご飯や味噌汁を食べてくれなかったときは、とりあえず指さしたヨーグルトやバナナなどを食べさせて、夕飯はおしまい。

 

そのあと、みんなで食べていたアイスクリームを見つけて、「ちょうだい!」と寄ってきましたが、「夕飯を食べなかった子にはあげません!」と次男には渡しませんでした。

 

その時は、次男は泣いてアピールしましたが、アイスをくれないとわかるとあきらめておもちゃで遊びだしました。

 

 

 

さて今週の妻はというと、好きなものばかりを主張して夕飯を一口も食べない次男と1時間以上大喧嘩したとのこと・・・。

 

結局、次男は妻の背中に確保されていました。

 

私が自分の夕飯を食べつつ、次男用の卵焼きを次男の口に運ぶと次々に食べて完食。次にご飯をすすめると、それも完食。その勢いで!と野菜スープを出しましたがこちらは拒否(妻の洋服に着くといけないので無理強いはせず)。

 

次男は1時間以上泣いて喧嘩をして、とてもお腹を空かせていたようですが、「1日くらい食べなくたってどうってことないんだからあげなくてよかったのに!」と妻はご機嫌斜め・・・。

 

とは言っても、今夜の夜泣き当番は私。お腹を空かせて夜何度も起きられても困るので・・・。

 

妻の気持ちも分かりつつ、自分の睡眠を優先して次男に夕飯を食べさせました。

 

 

 

生後1年半くらいのこの時期あたりから、自分が何を食べたいか、自分が何をしたいか、逆に言えば何をしたくないかを主張し始めるようになり、だんだんと親のリズムで事を進めることができなくなります。

 

本人の同意を得つつ『一緒にやる』という感じになっていきます。

 

この同意を得る作業がうまくいかない時期が『イヤイヤ期』です。

 

子供も自分のやりたいことを上手く表現できず、親もなかなか理解できず、お互いにぶつかり合います。

 

3~4歳になると、子供が言葉を覚えて自分のやりたいことをきちんと伝えてくれますし、親が言うことを理解しようという気持ちが生まれだします。

 

子供との『協議』という感じに近づきます。

 

女の子だからか、長女の場合は4歳くらいから『交渉』に近いやり取りになっています。

 

2歳は、子供からすれば自分の言いたいことが伝わらない、親からすれば子供が何に対して怒っているのかがさっぱり分からない、説得しようとしても言葉がうまく伝わらない、それでいてこちらが提案することは力いっぱい拒否される(子供が気に食わないとき)。

 

そんな時期になります。

 

 

 

だんだん「何をしていてもかわいい」という時期から、「難しい・分からない・自分とは別の生き物」という時期に移っていきますね。

 

少し寂しい感じもしますが、本人の成長を感じます。

 

以上