さて、我が家が総務省の家計調査に協力したのは、2020年3月1日~8月31日までの6ヶ月間でした。
新型コロナウイルスの影響により公立学校が閉鎖になった3月、2人以上の世帯の個人消費は▲6.0%減でした。
全国で緊急事態宣言が発せられた4月の個人消費は▲11.1%減。
ステイホーム!と呼びかけられたGWを含む5月は、▲16.2%減。
国民1人につき10万円の特別給付が各家庭に行き届いた6月は▲1.2%減と持ち直したように見えましたが、
先日7月の家計調査結果が発表され、7月の個人消費は▲7.6%と悪化したことが分かりました。
さて単純に平均しますと、我が家が協力した前半の期間3~5月の3ヶ月間は▲11.1%減となります。
後半の期間は6~8月ですが、8月を残した6~7月平均では▲4.4%減です。
様々な呼びかけがあったお盆を含む8月はどういう数字になるでしょうか?
ここで、調査に協力していた我が家の数字だけとりますと、夫婦でお金を出し合っている家計の財布は、3~5月の平均が対前年で▲35.2%減。
また、私の個人クレジットカード支払いは、同期間▲52.0%減でした。
昨年の同時期よりも子供が1人増えているにもかかわらず、全国の▲11.1%を大幅に上回る支出減でした。
6~8月の我が家の状況はどうか。
夫婦の家計の財布は、▲8.8%減。(▲35.2%減から持ち直し)
私の個人クレジットカード支払いは▲46.2%減となっています。(▲52.0%減から持ち直し)
主に夏休み期間に帰省や旅行をしなかった影響が出ています。
この我が家の傾向からすれば、6月▲1.2減、7月▲7.6%減から8月はさらに対前年の減少幅が広がったのではないだろうかと推察されます。
GOTOトラベルキャンペーンにより、旅行を楽しんだ家族と、自粛メインの生活により、家の周りで夏を過ごした家族、どちらが多かったかにもよりそうですね。
我が家は、とにかく保育園や小学校に新型コロナウイルスを持ち込まないように細心の注意をしながらの生活が続いております。
そのため、飲み会費が出て行きません。タクシー代もほぼ0.
スーツやワイシャツも在宅勤務のため買わない。
不要不急の出費がない・・・。
貯金はたまるけど、ストレスもたまる。
日本経済は回らない。
どうやれば安心安全を確保しつつ、個人消費はもとの軌道に戻せるだろうか・・・。
以上