先週の状況をご報告します。
先週も謎のファクターXは健在でした。
7月27日の週から続くその存在は、その後、大きくもならず、小さくもならず、ずっと同じ効果で存在し続けています。
ところで、小池都知事が23区のみ、夜間営業の自粛期間を8月31日から9月15日まで延長しました。
前回のブログで、『東京都に関しては少なくとも検証できそうだ』と定義した、「小・中・高校」の影響なのか、深夜の飲食影響なのか、もしくはソレ以外か、より区別しやすくなりました。
094.新型コロナウイルスの状況について(20) ~ファクターXは今週も健在~ - ダブルインカム トリプルキッズ blog
今週、このファクターXの効果に全国的な変化が現れるか。
もっと限定的にでも、東京都の接触歴等不明者数の対前週倍率が週末に向けて『1』に近づいてくるかで、「小・中・高校」が、見えていない感染経路ファクターXだったか否かが証明されます。
小学生の子供を持つ親としては、何としても今週もファクターXが健在であってほしい(「小・中・高校」は見えていない感染経路ではない)と願うばかりです。
さて、今週の予測はというと下記のとおりです。
死亡者数のピークは低く抑えられていますが、重症者数が減りません。
第2波では、高齢者の感染が低く抑えられている一方で、高齢者の致死率は第1波と変化していない。という分析が発表されています。
第1波の時は各年代が平均的にPCR検査陽性者として検出されましたが、第2波は当初若者の感染割合が圧倒的に多く、8月に入ってから高齢者の感染割合が上がってきています。
これらは、年代別の感染モデルを作らない限り、死者数の予測モデル構築は難しいということを意味します。
タンクモデルを用いると何とか簡易モデルでも再現できそうな気がしますが、そこまで手を出す気にはなれないので、それは辞めます。
現在のモデルの範囲で、市中感染者致死率の割合を調整しながら今後フィッティングしてみます。
以上