長男が自分で育てた教材のミニトマトを小学校から収穫して持ち帰ってきます。
初日は長男と長女が半分に切って食べました。
「甘い!」「おいしい!」と歓声が上がり、
「自分で育てたトマトはおいしいよね!」と私もほほえましく見ていました。
次の日、2個収穫できたので、私も半分頂いたのですが、これが今まで食べたミニトマトの中でダントツに甘い。
本当に甘い。
どうやったらこんなトマトになるんだろう?とたいへん謎でした。
さて昨日、夏休みに向けてトマトの鉢が家に返ってきました。
写真
「なるほど~!!!」と、納得。
軒下に並べて置いてあった小学生たちのミニトマトの鉢は、長雨にもかかわらずほとんど水がかからない場所にあったようです。
そのため、この長い梅雨にもかかわらず、長男のトマトは下から半分くらい葉っぱが枯れている。
カラッカラの状態。
思えば、4月に家で種まきをして以来、毎日水をあげるのは私。
長男は、たまに観察をしたり、間引きをしたりはやりましたが、ほぼメンテナンスフリー状態。
私が、せっせと脇芽をとって、水をあげて、背丈40cmくらいまで育てて6月に学校に送り出しました。
そのあと、長男はほぼ水をあげていなかったそうです。なんと!!!
普通の暑い夏だと完全に枯れていたと思うのですが、今年の夏は長雨。
軒下でも、何とか空気中の水分などを回収してギリギリ生き延びていたのだと思います。
そして、ほんのわずかな水分を実に結集した結果が、あのとんでもなく甘いミニトマトだったということですね・・・。
いつもの春で、種の状態から学校で長男が育てていたらダメだったでしょう。
いつもの暑い夏だったら、トマトは干からびていたでしょう。
たまたま、今年の環境が生んだ奇跡の味でした。
美味しいミニトマトの育て方 ~まとめ~
①背丈40cmくらいになるまでは、肥料、水をあげ、脇芽を取り、過保護に育てる
②一番最初の花が咲きだしてからは、雨の当たらない場所に移動させ、水やりを最小限とし、下の葉が枯れる程度まで放置する(スパルタ)
この、過保護からスパルタへのギャップが、おいしいミニトマトを作っていたと思われます。
長男の教育方針も、そろそろ過保護スタイルからスパルタスタイルに変えようかな・・・。
以上