049~051で3回連続『これは世の中が変わるぞ!』を取り上げました。
今回、3週間ぶりに同じ街を訪れてみて、『継続的に変わっていたこと』『元に戻りつつあること』などを、デベロッパー目線で紹介します。
街の人出について
こちらは、3週間前の2倍くらいですかね。
いつもの週末の6~7割くらいまで人出は戻ってきたように思います。
飲食店の状況について
3週間前にも行ったハンバーグ屋さんでランチ(定点観測したかったので、子供にお願いしました)。
テイクアウトは2食、ウーバーは7食出て行きました。(前回よりも店内にいた時間が2/3くらいだったので、単純比較は出来ないが、引き続きデリバリー売上は好調な模様。)
店内は、3週間前と異なり満席。外には普段通り2~3組の行列待ち。
スタッフが1人増員され、店内とデリバリーの捌きは格段に良くなっていました。
スタッフ1人分コストは増えていますが、お店の回転率を3週間前と比較して格段に上げられていたのでペイしているでしょう。
カフェなど
カフェは、相変わらず通常の3~4割程度の客足。
長時間、街中にたむろする文化は、まだまだ自粛ムードです。
席を間引いているので、そもそも以前のようには客を入れられない事情もあります。
空き区画(不動産事情)
前回見つけた区画以外の店舗撤退は見当たりませんでした。
ただ、次テナントの入居には苦労されている模様。
子供服店がいくつか無くなって、違う店舗に入れ替わっているのを見つけました。(2月との変化)
このところの自由が丘はファミリー向けの店舗構成になっていたので、「あまり子供を街に連れ出したくない(そこらじゅうを触ったり舐めたりするから)」というファミリー層の近頃事情と、街の店舗構成の変化が微妙にリンクしている気も・・・。
次回の定点観測は、9月以降になります。
夏休みまであと3回ある子供達のスクールはすべて欠席することにしました。
どうしても池袋駅を経由しないと行けないので、新型コロナウイルスの状況を鑑み、来週以降はお休みです。
次回の予定は、新学期が始まる9月。
それまでに、第2波が収束してくれると良いのですが・・・。
ちなみに、スクールに行く日の消費支出は上がります。
家から駅までのタクシー代。電車代。子供2人のスクールの授業料。待っている間の大人のカフェ代、街歩き代(小物や服の購入など)、昼食代、昨日は子供たちを美容院にも連れて行きました。
街に出れば、一瞬で2~3万円(3時間コースのスクール代が、そこそこ高額です)が飛んでいきます。
街に出なければ、ほとんどが貯蓄に回ります。
そりゃ、個人消費支出が落ちますわ・・・。
個人消費は、子育て世代の42歳前後が最も増えます。
その世代が、子供を連れて安心して街に出られないようになると、いくら若者が飲み歩いても経済は活性化できません。
お金を持っているのは高齢者。お金を使わざるを得ないのは40歳前後の子育て世代です。
この2つの世代が行動自粛せざるを得ない新型コロナウイルスの蔓延は、何としても避けるべきです。
経済のためにも。
以上