ダブルインカム トリプルキッズ blog

夫婦共働きの子育てを実践しながら、パパ育児の苦労と楽しさをご紹介します。

050.これは世の中が変わるぞ! ~オフィス編~

4ヶ月ぶりに、自由が丘の行きつけの美容院に行ってきました。

 

とてもスッキリ。

 

外出の自粛と子供の世話で、まったく髪を切る余裕がなかった。

 

髪を切るだけでも喜びを感じることができる。日常とは本当に素晴らしいものだ。

 

 

 

さて、美容院の店員さんとの話は緊急事態宣言の時にどうだったかという内容。

 

子育ての話、育児休職からの復帰が遅れた話、小学校の授業の話、などなど。

 

「ところで今は在宅勤務なの?」

 

『週3日在宅勤務という感じです。』

 

「どう?」

 

『快適ですよ。満員電車に乗らなくていいし、通勤時間がない。』

 

「みんなそういってる。満員電車から解放された!!!って。」

 

「満員電車乗ると、会社についただけでヘトヘトっていうじゃん。それが無くて、仕事が終わるとすぐに自分の時間になるのがいいって。」

 

『通勤時間って無駄ですよね。』

 

「そう!私みたいにお店に来ないとどうしようもない職業もあるけど、来ているお客さんとか、みんな家でも仕事できるし、今までも在宅勤務でよかったじゃん!って言っている。」

 

『何か、在宅勤務で困っているっていう話聞いてないですか?』

 

「たぶん入社3~4年目のお客さんなんだけど、ちょこっと相談したいときに相談できないのが辛い。って言ってた。」

 

『若手のケアをどうするかは課題って聞きますよね。』

 

「あと、30代のお客さんなんだけど、その人の会社って、今までは会社に来て仕事して、そのまま帰っていたんだけど、在宅勤務に変わって部下の一日の業務内容を毎日報告してもらうことになったんだって。そうしたら、同じ年次の部下でも、10倍くらい1日の出来高が違う!みたいなことが起こっているんだってさ。オフィスにいた時は同じくらいの能力だと思っていたのに、毎日チェックしてみると、全然能力が違ってたんだって。その人は、作業の質の低い部下は在宅勤務で集中出来ていないせいなのか、オフィスにいた時から質の低い仕事をしていたのに、過大評価していたのか、まだ分からない。けれども、しっかり一人ひとりの成果物をチェックするようになって、部下の評価が大きく違っていたことに気付いた。ってさ。」

 

『日本も、成果物の出来高評価になってきたんですね。本来いいことなんですけどね。やった人が報われるから。』

 

「あとこんな話も聞いたよ。お客さんの旦那さんの会社なんだけど、緊急事態宣言が出てから会社として渋々在宅勤務制度を導入したんだって。でもWEB会議したら、上の人たちがまったく対応できなくて、ストレスが溜まっちゃったみたいで、緊急事態宣言が解除されたら一切の在宅勤務を禁止!っていう話をしているんだって。旦那さんは、在宅勤務でも仕事は問題なくやれるって言っているみたいなんだけど、上の人は耐えられないみたい。この会社ヤバくない?」

 

『ヤバイっすね。これからの世の中の流れについていけなさそう。』

 

 

 

こんな会話・・・。

 

つまり都心のオフィスという空間は、デベロッパーが思っているほど労働生産性の向上には寄与していなかったのかもしれない。

 

50代、60代は、10年もすれば一線からは退く。

 

20代、30代は、10年も経つと会社で中心的な役割を担うようになる。

 

10年後は、『在宅勤務は生産的だ!』と認識した人たちが会社を回し始めている。

 

その時は週3日以上在宅勤務、みたいな働き方が当たり前になっているかもしれない。

 

 

 

都心大規模オフィスの再開発をしている私自身、いよいよ職を失う危機か?

 

以上