昨年の夜泣き当番は、
21時半就寝、5時(素晴らしい!)、7時半起床
でした。これが続いてくれるといよいよ寝室を一つにしてみんなで寝られる。
1番の変化は、夜中の排尿の回数が減ったことですね。
昨晩も、5時の時点ではおしっこをまだしておらず、7時半の時点ではたっぷり出てました。
さて本日のテーマは家庭内のリモートワークについてです。
2人の共働きのお母さんから、
「夫は部屋に籠もりきり。私はキッチンで立ちながらパソコンを広げ、リビングの子供達の様子を確認しながら仕事。1日3食とおやつを出すのもキッチンにいる私。夫は食べに来るだけですぐ部屋に籠もる。」
と言うお怒りの話を聞きました。
周りでは、半日交代で休暇を取って対応している家庭。コア時間(10時半〜3時とか)は子供達にテレビやユーチューブを見せ、親は共働きし、コア時間の前と後ろは担当を分けてそれぞれ朝と夕方で公園に行く家庭。我が家のように完全に休む日を作って交代制にしている家庭。などなど子供の性格、月齢、人数等によって、現状での働き方はそれぞれです。
1つだけよくわかったことは、保育園が如何に社会の生産性を上げるかということです。
リカードの比較優位による分業の生産性の証明について、ここまで端的に表現できる状態はないと思います。
子供の数が増えない限り、将来の経済発展の可能性はありません。
なぜならば、国内消費者が減少するからです。
昔のように人の数が生産量に対するボトルネックだった時代には、「人の数が減っても経済発展は可能。経済発展は労働力の投入量よりも全要素生産性のほうが大きく寄与する!」みたいな主張もまだ理解できます。
(高齢化が進み、人口が減り、将来需要の先細りが見えるマーケットで、高度成長期の若者だらけの日本だったときのようなイノベーションを創出できるのか?ちょっと考えてだけでも、『それは無理だろ!』と、私は思っていますが…)
しかし現在は、人の数は生産量に対するのボトルネックではなく、消費量に対するボトルネックになっています。
将来の国内人口が減れば、将来の国内消費が失われるのは目に見えています。
子供が減る国に、大きな経済発展は見込めません。
しかし、子供を増やすと、保育園がない場合、親が1人、一定期間、労働市場から退出しなければならなくなります。これは、家庭の所得を減らすため、現在の消費量に悪影響を与えます。
また、現在の経済発展をめざしすぎると、子供の数は減少します。適齢期の男女に、現在の経済発展に貢献することに対するニンジンをぶら下げすぎる傾向が社会として出てしまうからです。
子供は、確実に親の労働力投入量を奪います。
保育園があることで、親の労働参加の継続を維持し、現在と将来の経済発展の両立が目指せます。本当に素晴らしい仕組みだということを再確認しました。
話はそれましたが、ここのところ部屋を独占して仕事をしている方がいらっしゃれば、週に1日でも2日でもパートナーと居場所を交代してみることをお勧めします。
あなたの労働環境が、如何に特権階級のものだったかよく解ると思います。
それを理解せずにあと半年もやっていると、将来の家庭内不和の大きな火種になるかもですよ…。
以上