先日、「男性育児休職取得者のうち3割は、育児時間が2時間以内」という記事が出ていました。
いろいろな状況が考えられます。
1つ目として、「何をやったらいいか分からない」「やれる気がしない(自信がない)」というところでしょうか。
いつも対応していないと、いざ育児休職に入って抱っこしようとしても、大泣きされてしまい挫折してしまうというようなことがあるかもしれません。
スムーズに育児休職に入るためには、それ以前からの子供とのコミュニケーションが大切です。
2つ目として、「この休暇を使っていつもやれないことをしてやろう」という、男性ならではの「向上思考(資格取得の勉強など)」「自己実現思考(体験価値の追求など)」があることも考えられます。
育児休職は、育児休暇ではないのですよね。「暇」ではないのです。
やることはたくさんあるので、「この期間にしか体験できないこと(乳幼児育児)」をしっかり学んでみましょう。
3つ目として、「妻が子供を手放さない」ということもあるかもしれません。
「旦那が育児をしない」というけど、実際には「妻が子供を旦那に任せない」という話も聞きます。
もし、2人で育児休職を取られている場合、パートナーに1人でのんびり外出する時間を毎日半日作ってあげましょう。
そうすれば、否が応でも4時間は子供をマンツーマンで見ることになり、頼る先はありません。自分で問題を解決しなければならなくなります。
2週間もやれば、お父さんにも一丁前の自信がつきますよ。
とにかく、1人で(妻に頼れず逃げ場のない環境で)乳幼児と向き合うという経験が、お父さんにも必要だと思うんですよね。
どれだけ。本当にどれだけ、乳幼児の相手が大変か痛いほどわかりますので。
我が家のように、引継ぎ期間1週間で妻が仕事に復帰する。というスタイルも当然ありだと思います。何にも代えがたい経験を得ることができますよ。
以上