ダブルインカム トリプルキッズ blog

夫婦共働きの子育てを実践しながら、パパ育児の苦労と楽しさをご紹介します。

25.第一子の育児休職期間中の生活④

さて、育児就職も終盤に差し掛かると待っているのが「慣らし保育」です。

 

これは、4月から預かってくれる保育所に慣らす期間です。

 

通常ですと、4月1日から始まって2~3週間かけて、最初は1時間預けるところからスタートして、2時間、午前中、お昼寝後、夕方、と少しずつ預ける時間を長くしていくものです。

 

ただし、慣らし保育期間中から子供たちの集団行動が始まっています。

 

まず0歳児のスタートは、みんなが持っている病原菌を共有することです。

 

それまで、ほとんど家庭内にいて、風邪をひいたことがなかった子供たちが、集団行動を始めると一気に体調を崩します。

 

これは、保育園が悪いということではなく、他の子供たちが持っている抗体を共有しあう作業だと思った方が良いです。

 

0歳児クラス(例:10人程度)、1歳児クラス(例:20人程度)、2歳児クラス(例:25人程度)と新しく友達が増えるタイミングで、毎年恒例の風邪のうつし合いが発生します。

 

未満児クラスの4月~6月は、あまり体調が安定しません。

 

みんなの持っている抗体を身に着けて、ようやく安定した保育園生活が始まります。

 

長くなりましたが、慣らし保育期間中も油断は出来ず、例えば、ようやく3時間預けられるようになってきたところで風邪をひき、1週間お休み・・・。元気になった時にはまたイチからスタートになってしまい、結局GW明けまで仕事に復帰できなかった。みたいな事例もあります。

 

なお、慣らし保育ですが、0歳児クラスは意外と平和です。親から離れることに対するアレルギーがそれほどでもないからです。

 

1歳児クラスから入園する場合の慣らし保育は結構壮絶です。

 

親を強く意識しているため、1年半近く毎日一緒に居た親から離れ、見知らぬ場所に置いて行かれることに対する抵抗がきわめて強くなっています。

 

 

 

育児休職60日目の日記より

 

本日午前中に保育園へ初登園してきました。

慣らし保育で初日は9時から10時までの1時間。

保育園に預けるにも、保育園に行ってから体温計ったり、着替えや、おむつボックスをセットしたり、お昼寝用のシーツを広げたりと、やることがたくさん。

最初は15分~20分近くかかるんだそうです。

慣れてきても10分はかかるとか。

7時30分に預けに行けば、7時35分には出られるだろうと考えていたが、ちょっと甘かった。

少し早目に行くことを心がけよう。




明日は9時から10時15分までです。

 

 

慣らし保育は少しずつ、少しずつ、預ける時間を長くし、親はその間に仕事復帰に向けた頭のストレッチをします。子供優先、一日のスケジュールはあって無きようなもの。座右の銘は『臨機応変』。という生活スタイルから、もとのビジネススタイルへ戻るための準備期間になります。

 

 

 

育児休職73日目の日記より

 

本日とうとう育児休暇最終日。

とてもとても有意義な2ヵ月半でした。

育児は本当に大変で、またやりがいのある仕事です。

女性だけに頼るのはよくないと思いますし、面白い仕事をするチャンスを失うことでもあります。

子供が、「誰この人」という反応をすると、こちらから愛情をかけるのはつらくなります。

子供が、「ようやく来てくれた!!!」という反応をすると、ますます愛情をかけたくなります。

とにかく最初が肝心です。

自分が愛情をかけたくなるように、最初のきっかけを一生懸命作る(つまり1~4ヶ月くらいのただ泣くだけの子をどこまでも相手する)。

そうすると表情が出てくる5カ月目には、本当に笑顔を振りまいてくれて愛情をかけるのが簡単になります。

最初が良循環に行くか、悪循環に行くかの分かれ目です。

皆さん頑張ってください。

育児休暇は、本当に大変だったけど、本当に楽しかった!

 

 

育児休職をやりきると充実感、達成感があります。何にも得難いものですので、是非皆さんチャレンジしてみてください。

 

 

 

オチ:復帰2日目の日記より

 

保育園2日目にしていきなり熱発です。

午前中は私が休み、妻が仕事に行き、アシスタントへの指示をして帰ってくる。

午後は私が出社予定。

復帰2日目にしてもう年休ですよ。

子供は本当に思い通りにならないもので・・・。

 

 

子供の体調は、夏前まで安定しません。年休の残日数には余裕を持っておきましょう。

 

以上