ダブルインカム トリプルキッズ blog

夫婦共働きの子育てを実践しながら、パパ育児の苦労と楽しさをご紹介します。

11.第三子が生まれました ~出産時の子供の対応~

前回に引き続き、今回も出産時の対応ポイントをご紹介したいと思います。

 

 

 

第一子の時は、夫婦だけですので、里帰り出産するにせよ、自分の家の近くで産むにせよ、あまり課題は出ません。

 

破水の可能性のある妊婦を乗車拒否しないタクシーの専用予約先がありますので、事前に調べておき、慌てずにタクシーを呼びましょう。

(入院の前に家でお風呂に入って、食べ物を食べて、みたいなことはきちんと病院で習いますので、その病院の方針に従ってください)

 

 

 

第二子以降は課題が多くなります。

 

その課題についてご紹介します。

 

まず、認可保育園に行かせている場合、2ヶ月以上保育園を休むと退園させられてしまいます。

 

せっかく入園できた認可保育園を退園・・・なんてことは絶対に避けたいですよね。

 

ということで、2ヶ月退園制度の制約により、里帰り出産が難しくなります。例えば、我が家では第二子が生まれるタイミングで長男は2歳でした。

 

かなりパパに慣れていて、2人で2泊3日の旅行に行くなどもしていたので、母親がいなくても大丈夫な状態にはなっていましたが、それでも産前1ヶ月、産後1~2ヶ月近く母親と分かれて暮らすというのは厳しかったでしょう。

 

夫としても、ワンオペレーションで" terrible two "を3ヶ月面倒見ろと言われると辛い・・・。

 

朝5時から洗濯して、6時にご飯を作り、6時半に子供を起こして、着替えさせてから7時に食事、保育園のノートを書いて、服を用意して、検温して、嫌がる子供を前向きにおだてて、家から保育園に連れて行き(こういう場合はだいたい抱っこになります)、9時ちょうどに会社に飛び込んで、17時30分きっかりに退社し、18時15分までに保育園に駆け込んで、家に帰ってから夕飯を作り、19時から食事、20時に風呂、歯磨きを終えて、21時に絵本を読んで寝かせつけ。

 

これを3ヶ月繰り返すことは出来ますか?きついですよね?

 

かといって、里帰り出産に" terrible two "を同伴させると、先ほど紹介したように認可保育園2ヶ月退園制度に引っ掛かります。また、予定日のぎりぎりまで帰省せずにいて、出産1ヶ月程度で帰宅し、ぎりぎり2ヶ月以内に保育園に復帰させるという事例も知ってはいますが、例えば我が家のように飛行機で帰省する必要がある家族などは、医者の許可書がないと臨月の妊婦は飛行機には乗れません。また、気圧の変化は当然妊婦の負担になります。

 

さらに里帰り期間に、" terrible two "が保育園という共同生活と、厳しく優しい保育園の先生から離れ、やりたい放題になることで、どう進化(悪化)するか、夫はケアできません。

 

そんなこんなで、認可保育園に入れている場合、2人目以降の里帰り出産はかなり厳しくなります。

 

かといって、自分たちの家の周辺で出産する場合も課題があります。

 

例えば、夜中に陣痛が始まったとします。

 

" terrible two "を置いて病院へはいけません。

 

我が家の場合は明け方陣痛が来ましたが、妻を病院に送り出し、近郊に住む私の親に連絡し、朝イチで家に来てもらったうえで、私も病院に駆けつける。というオペレーションになりました。

 

 

当時、最も気にしていたシチュエーションは、保育園から帰ってきて妻と子供が家で過ごしている時間に陣痛が始まったらどうするかでした。

 

私は職場から帰るのにどんなに急いでも30分以上かかりました。

 

実際はそうなりませんでしたが、夕方16時半(産休に入ると保育園に迎えに行く時間が早くなります)から自分が帰宅するまでの時間は、対応が難しくなる時間帯です。

 

出産間際は、夫は絶対に飲み会にいかず、残業も極力抑えて、早めに家に帰りましょう。飲み会は、注意散漫になり、妻からの緊急連絡を取れない可能性を増幅しますので絶対に避けましょう。

 

 

今回は、長男が小学生になって大夫しっかりしてきたのと、長女も4歳でしたので、割と安心していました。

 

当初の作戦としては、出産前に祖母に来てもらい、対応してもらう計画にしていましたが、出産が早まってしまい、予定通りにはいきませんでした。

 

週末の日中に陣痛がくるというとてもありがたいシチュエーションでしたので、友人に子供を預かってもらい、出産に立ち会うことができました。

 

今回は、それ以外のタイミングで陣痛が来たとしても、朝なら前回と同じく親を呼べば良いし、夕方であれば私の帰宅まで子供2人で待っていられるだけの精神的な成長を遂げていましたので、問題なく出産を迎えることができたと思います。

(子供が大きい場合でも産前には飲み会を入れないようにすることは重要です)

 

 

以上のように、認可保育園の制度上、2人目以降の出産は里帰り出産に制約があり、オペレーションが難しくなることは間違いないです。

 

できれば、認可保育園の制度を3ヶ月退園制度に変更してもらえると、里帰り出産もやりやすくなるのではないかと思います。当然ながら、第二子を産むという選択の可能性も増えると思います。

 

この辺はちょっとした工夫なのだけれども、とても重要な1ヶ月で、なんとかできないものかなぁ・・・。

 

 

以上