ダブルインカム トリプルキッズ blog

夫婦共働きの子育てを実践しながら、パパ育児の苦労と楽しさをご紹介します。

9.入社研修

今週ちょっとうれしいことがありました。

 

2019年6月8日に開設したこのブログ。

 

2019年7月18日に初めての読者が訪れてくれたようです!

 

ダブルインカムトリプルキッズという家族構成の楽しいところ、大変なところを発信するサイトとして、少しずつ更新していきたいと思います。

 

 

 

私が入社したとき、時代はリーマンショックの直前でした。

 

入社研修で、会社の福利厚生制度を説明された際「男性の育児休業は子供が満1歳から満3歳になるまでの2ヵ年の間で取得できる」という制度でした。

 

ハッキリ言って、共働き家庭において、満1歳からの育児休業制度では不十分です。

 

11月生まれ(4月1日に生後4か月超)までの子供であれば、0歳児から保育園に入園することが多々あるからです。なお、もっと低い月齢(43日目)でも預かってくれる保育園はありますが、ほとんどの保育園は生後4ヶ月以上からになります。

 

パートナーに育児を手伝って貰いたいのは、ハイハイや立ち歩きができるようになった1歳児からではなく、泣くばかりでどうしようもなく手間がかかり、精神的にも追い込まれる0歳児の時です。

 

その場で、入社当時の私が「なぜ0歳児の間に男性の育児休業暇制度がないのか?満1歳からの育児休業制度というのは、本当に男性に育児休業を取らせる気があるのか?」と質問したところ、総務部担当者の返答は「男性は母乳が出ないから、0歳児保育には向かない」というものでした。

 

「粉ミルクも離乳食もあるのだから、0歳児であったとしても男性が単独育児をすることは可能だ」という私の指摘に対しては、「現状の制度では、男性の育児休業は、子供が満1歳からしか認められない」ということのみ。

 

 

 

それから干支が一周する間に、世の中は大きく変わりました。

 

記憶では入社3年目には、国の政策により、男性の育児休業を子供が0歳児の時から認めるように法整備されました。

 

私が長男の時に男性で初めて育児休業を申請した際、育児休業は産前産後休暇の申請からしか申請できないフォーマットでした。

 

私が長女の時に育児休業を申請した際(長男と長女の間に1人も他の男性で育児休業を取得した人は現れませんでした)、育児休業のみを申請する新たなフォーマットが出来上がっていました。

 

また、育児休業後の復帰プランの相談、育児休業後の申請書類説明など、社員に対するケアも手厚くなっていました。

 

来春、3度目の育児休業を申請しますが、今回は前回からかなり多くの男性社員が育児休業制度を利用していますので、ますます制度として使いやすくなっていると思います。

 

 

 

時代は変わるもの。常識も変わるもの。会社の制度は、自分たちが働きやすいように主張して変えていくことが大切だと思います。